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おやすみの時間:2
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知らない間に2人とも眠りについていた。
「ん……」
微かに暖かい香りと感触。
(あぁ、この太陽の匂い…リクの匂いだ)
「宙…」
「ん……んんぇ?!」
薄っすらと目を開ければすぐ目の前にはサラサラの髪の毛。
「ちょ、リク……!」
「んー?」
「あっ……」
俺の首元に顔を埋めてくるリク。
首筋に生暖かい感触が這う。
「り、く、…何、してん、だ!」
「宙…やっぱ我慢できないって…」
「お、い!んぁ…や、…ダメだって…」
猫の時の様にチロチロと舌を出しながら耳裏から鎖骨にかけて舐めてくる。
「宙良い匂いする…」
「いっ…!」
チクリとした痛みから鎖骨を噛まれたと分かる。
「あ、ごめん。噛み跡付いた」
「馬鹿!何、してんだっ…」
抵抗しようにも舐められた場所からジワジワと熱が広がっていき麻酔を打たれたように力が入らない。
「お前…今、猫じゃないんだぞ?」
「知ってる……ん」
「ふ…んぅ……ふぁ、ん」
俺が喋るとすかさず口を重ねてきて舌を捻じ込んでくる。執拗に俺の舌を絡め取ってゆく。リクのサラサラの髪が顔にかかってくすぐったい。
顔が熱い。舐められた首筋が熱い。もう体の全てが溶けてしまいそうだ。
それと同時に反応し始める下半身。
「リク、 も、は…な、れて…っ」
やばい、気づかれたら。
「宙…ここ」
「んあっ?!」
ばれた…。
「んっ…だめっ、あっ…んあっ」
撫でるように俺のそこを触ってくるリク。なんで、慣れた手付きしてんだよ!!!
「ちょ、ま、待て!何してっ…」
「んっ…」
「あっ…っ…くっ…」
あろう事か俺のを取り出し咥えだしたリク。
おま、口にいれるもんじゃねぇから!!!
「んぁあ…っ、ダメ、出ちゃ、うからっ…」
やばいやばいやばいやばい。
「ひひよ、へふに(いいよ別に)」
「しゃ、べっ…な……ぅ、あああっ…」
うあ…もう…俺の馬鹿ぁ…。
「おい…リクまさか…」
「にがっ……なにこれ」
「何飲んでだよ!!!吐き出せ!お腹壊すって!!」
「大丈夫だって」
「つか、何してんだよ…もう」
「宙、涙出てる」
「ん……舐めるな!」
涙を舌で掬い取られる。
まさかリクにされてイくなんて………。てか、させてしまった。そんな罪悪感やら背徳感やら虚無感やらなんやらで、涙出てきた。
「何で知ってんだよ…」
「何が?」
「こういう行為だよ……」
「んー?こないだ宙の友達が来た時にみたビデオ」
「なっ……」
小野瀬ぇぇぇええ!何してんだよ!!
確かにこの間小野瀬を家に呼んだ時、俺が買い物行ってる間留守番してもらってたけど…。
「リク、ダメだよ…」
「なーにが」
「もうこういう事しちゃ」
「やだー!」
「なっ…!」
「だってさ…してる時の宙の顔めっちゃ興奮するんだもん」
「………」
開いた口がふさがらない。
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