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主人の居ぬ間に:2
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「ルキ!何してっ…」
「はは、ちゅーだよ?」
「いや、それは分かるけども!」
「あれ?リクに聞かなかった?人間の姿になれるのって発情してるから、って」
いやもう、今朝聞きましたとも。
え、つか待って、何に発情してるの?
「もうね、宙さんと会うたびこうしたかった」
「わっ、ルキ!」
ぎゅーっと後ろから抱きしめられる。
「ルキ、何がしたいんだ」
「色々?」
「なっ…」
「僕もうずっと前から宙さんの事大好きなんだよー?光も好きだけだどちょっと違うかなーって」
光とは美丘さんの事。
「宙さん…」
「くすぐったい…っ」
スリスリといつもすり寄って来るように俺を後ろから抱きしめながら首もとに顔を寄せる。
「んー…なんかリクの臭いする…」
ドキッとする。
「リクも宙さんの事好きだもんなー、妬けるなー」
「ルキー、腕解いてー」
「やだよ」
「は……んぅっ?!」
ルキに腰に回されている腕を解いて貰おうとお願いするや否やノーの返事と共に顔を斜め後ろに向かされそのまま唇を奪われた。
「んっ……宙さん、…ふ、んぅ」
「待っ…んんっ……」
スルリと意図も簡単に侵入してくる舌。いつの間にか顎を固定され身動きが取れない。
「んっ……ぷはっ…はぁ、はぁ…」
「宙さん、顔真っ赤。可愛い…でも、リクの臭いするって事はリクともそういう事してるんだよね?」
ドキリと跳ねる心臓。人間になっても動物の嗅覚は健在してるのか。
「悔しいなー、っていうか羨ましい」
「うわぁあ!」
ドサリとソファに押し倒された。やばい。
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