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主人の居ぬ間に:4
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舌で転がすように執拗に弄られピクピクと震える。左はずっと指先で遊ばれたままだった。
「る、…き、…あッ…んぁ」
次第に上半身の熱は下半身に集まってくる。これはやばいと、リクの二の舞になりかねないと…。
そう頭の片隅では思えていても与えられる快感に脳は上手く機能しない。
「こっち……元気だね」
「あっ…!!」
ゆるりと円を描くようにズボンの上から硬くなった俺のを撫でるルキ。
「ばかっ…そこは、ダメ、だって…!」
「ダメじゃないよー」
「ふぁ…やぁ、ふっ…」
やんわりと触られ少しずつ快感が与えられていく。ゆるゆるとした刺激に腰がわずかに揺れる。
「もー…宙さん可愛いことしないでよー…」
「ふぇ…?」
ルキは苦笑いしながら俺を見てくる。その後ゆっくりとズボンと下着を脱がされる。
顔を出した俺のモノは弱い刺激を受け続け外気に晒された事によりふるりと震えた。
「や……る、き…ぁあっ、んんっ!」
何時の間にか俺のはルキの口の中に収まっていた。
裏筋をツーっと舌が這い、時折先端をつつかれる。その度に俺の腰はビクビクと揺れた。快感から逃れようとルキの頭を抑えようとするがサラサラの黒髪を力無く掴むので精一杯だった。
「っ、宙、さん…んぅ」
「はぅっ…しゃべ、な、で…あぁっん」
ルキが喋るとぴちゃっといやらしい音が聞こえる。薄っすらと目を開けるとルキとちらりと目が合う。薄い翡翠色の目は欲に濡れていてとてつもなく艶やかだった。その間にもねっとりと絡みつくように俺のモノに舌を這わすルキ。
快感の波が押し寄せてくる。
「ああっ…、はぁ、んぁ、あっ、…!」
よりいっそう熱を持ち始めるそれ。達するのも間近だと感じる。
するとスッと俺のから口を離すルキ。
「…んぅ…?」
急に刺激が止みルキの方を見ればニヤリと笑みを浮かべている。
「宙さん、……イきたい?」
指先でつんつんと俺のをつつく。
「っ…や…」
散々執拗に弄られていたそこは今更弱い刺激を受けた所で満足するわけもなく…。
「はぁ、…っ、やだぁ…ルキぃ…やっ」
そんな弱い刺激だけではダメ…。もどかしい…。もっと触って欲しい…。
もうここが何処だとか彼が誰だとかそんな事も忘れて自分のをルキの手に擦り付けていた。
「ルキ…ルキぃ、おねが、いっ…あっ」
「宙さん…」
「ぁあっ、はっ、あっ、んぁあっ…」
再度咥えられ待ちわびていたかのようにルキの舌に反応する。次第にルキの口の動きが早くなっていく。
「んぁっ、や!も、だめっ、イっちゃ、あっあっ、あんっ!」
ジュッとルキに力強く吸われる。
「や、…んっあああああ!」
また、イってしまった……。
急に襲う脱力感…。ルキの口の中でイってしまった俺はソファにぐたりと倒れる。ルキの方を見れば口の端に付いた白い液体をペロリと舌で舐めとった。
「宙さん…」
「………ごめん、ルキ」
「何で?宙さんめちゃくちゃ可愛かったよ」
ぎゅっと俺に覆い被さるように抱きついてきたルキ。
イった後で冷静さを取り戻す俺。天井を見ればいつもと違う。あー、ここ美丘さんの家だったな~とか、胸元にあるサラサラの黒髪を見て、こいつルキだよなー、とか。
尚もぎゅっと抱きしめてくるルキを体から話す。
「ルキ、もう…いい加減離れて」
そろそろ美丘さんが帰ってきてもおかしくない頃だった。美丘さんに対する罪悪感でいっぱいだ。
ルキは頬を膨らませるながら渋々俺から退く。イケメンがやると何でも様になるな…畜生が。
服を着直しソファに項垂れる。するとガチャっと玄関の方でドアが開く音がした。
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