アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
主人の居ぬ間に(ルキ視点):2
-
「ルキー?」
僕の様子を見に玄関まで来た宙さん。
「なっ…?!」
「宙さん久しぶり~」
「は、え?!」
まん丸い目をさらにまん丸くさせる宙さん。びっくりしてる姿も可愛いなぁ。頭をポンポンとする。
暫く目を白黒させていた宙さんも思ったりよ受け入れるのが早く僕をルキだと信じてくれたみたいだった。リクが人間になったからかなぁ?
リビングで宙さんと2人でソファに腰掛ける。
「にしても感激…人間になって宙さんと話せるとか」
「俺は感激ってよりも衝撃」
「はは、それもそうだね」
いまだソワソワしている宙さん。その姿が可愛くて今すぐ抱きしめたいけど我慢する。
リクは人間の姿になってもそのままでいるらしい。基本猫から人間、人間から猫には自由になれるんだけど……。戻りたくないんだろうな~。
「何かと勝手がいいからでしょ?宙さんに対しても」
「…?…どういうこと?」
キョトンと僕の方に首を傾げる宙さん。ああ、もう可愛いなぁ。
「こういう事」
そういって僕は宙さんにキスをした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
17 / 77