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主人の居ぬ間に(ルキ視点):3
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「な、何すんだよ!」
バッと立ち上がる宙さん。
「ちゅーだよ?」
「それ、は、わかるけど!」
目を泳がせ手の甲で口を抑える。そんな姿すら愛おしい。
「もうね…宙さんと会う度こうしたかった」
宙さんをぐいっと引き寄せ後ろから抱きしめる。猫の姿ならできなかった事が今こうして実現している。
「宙さんのことずっと好きだったんだよ?」
宙さんの首元に顔を埋めれば大好きな宙さんのにおいがする。それだけで興奮した。それと同時にわずかに香る獣の臭い…。もしかしなくてもリクのものだ。
くすぐったそうに身を捩る宙さん。リクの臭いがする事を告げればピクリと反応する。図星かー。ちょっと妬ける。嫉妬がそのまま行動に出てしまい、宙さんの唇を奪う。制止の声も聞かず深く深く口付ける…。舌を侵入させれば逃げるように動く宙さんの舌。それを追いかけるように口内を犯し絡め取る。甘い声が口から漏れる。
苦しそうになっていたから口を話してやると顔を赤くして僕を一瞥した。なにそれ、反則でしょ。
「リクの臭いするって事はさ、リクともそういう事してるのー?」
途端に視線を泳がせ明らかに動揺している様子。
これは何かあったんだろうなー。
悔しい。羨ましい。
色んな感情が混ざり気付けば宙さんをソファに押し倒していた。
「やっ…ま、待てってルキ!」
待てって言われてもな~。こんなチャンス早々ないし。だいたい、あんな顔する宙さんが悪い。
ペロッと宙さんの首筋に舌を這わすと口からは甘い声が漏れる。
シャツに手を入れ腹をなぞればピクリと反応とする体。胸の飾りに指先で触れれば宙さんが可愛い声をだす。
「んやぁ…あっ、あっ…んぁっ」
「宙さん、可愛い…その顔も…声も」
顔を赤くしながら目をギュッとつぶり快感に耐えている。その姿を見ただけでゾクッと身体が疼いた。
シャツをたくし上げ右の飾りに唇を寄せる。敢えてちゃんと触れずに掠めるように唇を動かす。同時に左は指で摘まんだり押しつぶしたりして左右違った刺激を与える。
暫く続けていると宙さんの身体が揺れているのに気付く。
「宙さん、感じてるの?」
僕がはぁ、と息をはくとそれだけでピクンッと腰が動いた。
「や、ら…んぁ、…ちゃん、と…はっ…」
強請るような視線を俺に投げてくる。
もう、宙さんてば……
「可愛いすぎ…」
ペロリと舌を付けながら右の飾りを口に含んだ。
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