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お風呂:2
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リクは俺を少しどかすと俺の後ろに入り湯船に浸かった。
「狭い…」
「そりゃ男2人も入ればな…」
「でも宙細いし、こうすればいいよな」
「り、リク!」
後ろから腕を回しお腹の前で手を組み顎を俺の肩に乗せてくる。んー、くすぐったい。
「宙本当細い…」
「ガリガリで悪かったな!」
「ガリガリとまでは言ってないけど…骨ばってる」
「俺だって…筋肉つけたい…猫のお前の方がいい体してるってどういうことだよ」
「むくれんなよ」
「うぁっ……おい!」
湯の中でするりと肋を撫ぜられる。首に顔を埋められくすぐったくて身を捩る。バシャバシャと湯船が波をうつ。
「ここ、風呂なんだからそういう事すんなよ!」
「風呂じゃなかったらいいわけ?」
「そ、そういう訳じゃ…!」
「分かったよー、それなら早く出よっか」
「だから違うって!」
「どっちだよー」
「どっちでもない!!」
ああ、もうリクと会話してると会話にならない。あれなんか変な事言ってる?
「俺もう出る!!」
もうだいぶ熱くなってたしリクとも話にならないからザバッと湯船から出てとっとと風呂場を出た。
「なんだよ…風呂誘ったのは宙なのに。早く出よっかーって言ったら止めたくせに」
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