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猫のお戯れ:4
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「んっ、わっ…!」
眞介君は俺に近づくとカイル君に押さえられていた腕を掴むと無理やり引き起こした。
「どうわっ!!」
「…チッ、何すんだよ眞介」
今まで思いっきりカイル君を引き剥がそうとしていたアルは急に支えが消え後ろへ反動で倒れる。
カイル君は舌打ちをして眞介君を睨んでいる。
「し、眞介君ありがとう!…いきなりびっくりしちゃって」
「いきなりって言うか、あんたが隙ありすぎなんだよ」
「…え?」
眞介君は俺の腕を掴んだままでまっすぐ瞳を見つめられる。
「あれ、わざと?」
「は?…な、なにが」
「あんな顔で俺の方見ちゃってさ…」
「へ?!」
手を掴まれ眞介君の口元に持ってかれる。そして手の甲にチュッと口付けをされる。
「んー、初めはあんま興味なかったけどあんな顔出来るんだーって思ったらまあアリかなー?なんて」
「な、なに…って!」
手の甲にあった口はそのまま指先へと持って行かれペロリと眞介君の薄い唇から舌先が顔を出す。
「ちょっと、…まっ、…っっ!」
「んっ」
「〜〜〜〜っ!!」
ツツーッと指の付け根から指先にかけて舌を這わせてねっとりと絡められる。小指から順々に舐められそして人差し指と中指を口の中に含む。
指から伝わるじわじわとした感覚に背筋がむず痒くなる。体の芯が熱くなって変な感覚に包まれる。
「やっ、…離っ、せ…」
「はにふっへんの?…んっ、感じてるクセに」
ちゅるっと眞介君の口から指を外され舐められた所が空気に触れてヒヤリとする。それにまたゾクゾクっとする。
「顔えっろ……」
にやりとした後に舌舐めずりをする眞介君が色っぽくて目が離せなくなった。
「うわ!眞ちゃん何してんのー?!グッジョブ!!!!」
「止められたと思えば……眞介が止めるわけねぇか……」
そんな俺たちを傍観する後の2人。
「見た目可愛いのにエロいとか最高じゃん?」
「は?って!何すんだよっ…」
腕を再度引かれてテーブル近くのソファに俺を後ろから抱き着くように抱えたままドカッと座り出す眞介君。
「ニャーニャーうるせぇなー、鳴くのは猫だけで十分だっつーの」
お前も猫だろうが!!!!
「どうせ鳴くならもっと可愛く啼いてねー?」
は、はぁ?!
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