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オレの:2
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「っ……」
オレのって……
なんかそれって…もしかして
「リク…妬いてんの?」
「はぁ?!…ち、がうし」
俺から少し離れると顔を急に背けて目線を逸らす。顔はよく見えないが耳は赤くなっているのが分かる。
「だから……家出る時も怒ってたのか?」
「………」
そう分かった途端目の前の男がいつもの俺にすり寄ってくるリクにしか見えなくなった。
「ごめんな…俺、そんなリクが嫌だと思わなくて…その、他の猫と遊んで…」
「… 別に。俺もどうだっていいんだよそれは…」
「?」
「宙が誰と何処の猫と遊ぼうが宙の勝手だしな……でも、やっぱ猫じゃない俺は…宙は好きじゃないかもって」
「そんなことなっ」
「自信ねぇんだって…宙が俺のこと…」
「違うよ…」
ギュッと目の前のリクを抱きしめる。
「リクはリクだよ……」
「……」
「そりゃ焦ったけどな…いきなり人の姿になった時は。でも今は慣れたし」
ある意味慣れって怖いな。
「それに、リクはどんな姿してても俺のリクだよ」
その言葉に偽りはないから。
そのままリクの首に腕を回した。
「宙……」
「うん?……って、お前!どこ触ってん、あっ!?」
「ごめん、宙……でも、そんな可愛い笑顔でそんなセリフ言うお前が悪いんだからな?」
「は、はぁ?!…っん!」
再び俺のものに手をつけ始めたリク。
「俺を寂しくさせたのは本当なんだし…」
「んっ…んっ、あっ…」
「やっぱりお仕置きは続けないとね」
「ひっ……んぁっ!」
素晴らしい笑顔になっている目の前のリク。俺にはもはや抵抗する術はなかった…。
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