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この気持ちはなんなのでしょうか…?
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「加島先生、相談なんですけど、話聞いてもらえますか。」
放課後、僕はこの気持ちが何なのか知りたくて職員室に行った。
「おぅ!いいぞ。なんでも話せ。」
そして返ってきた答えは、
「~あぁお前って奴は…初恋もまだか。」
「…初恋、ですか?」
「そうだ。だってよ、その古書店の兄ちゃん見てドキドキして顔が熱くなったとか、今日だってそれで溜息ついてたんだろ?…まぁ相手が男ってのがちょっと普通とは違うが、いいんじゃないのか。」
ま、お前がそれでいいんだったらな、と先生にいわれた。
家に帰って、ベッドに飛び込む。
「…恋、かぁ~」
少し恥ずかしくて、その倍楽しい気持ちでいっぱいだった。
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