アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
圭太と先生
-
圭太side
「失礼しまーっす。加島せんせ、今ちょっといいっすか?」
「お、なんだ相談でもあんのか。珍しいな圭太クン?」
「その言い方気持ち悪いんでやめてください。んで本題入っていいですかね。」
「ひどい!」
俺は今あることを相談しに加島先生の所までやってきた。
まぁ大体分かるだろうが、そう、ナツのことだ。
「先生はズバリ、ナツの恋、どう思います?」
「…あのな、俺はカウンセラーでも、恋愛相談聞いてる人でもないんだが……」
「そうでなくても一応担任だろ?ナツの将来とか気にならねぇのかよ?
しらない男に惚れてわざわざ口実作って会いに行くほど好きなんだって言ってた。」
「まぁな~でも別に男を好きになったって悪いことじゃあないし、そこはあいつの判断だ。俺からは頼まれたって少し道を踏み外さないように陰からみていることくらいしかできないぞ。」
職員室からでて、俺は思う。
先生の言う通り、別に悪いことじゃない。
でも俺は…。
……俺は怖いんだ。ナツがもし、この恋を叶えてしまったとき、周りがなんというか。
だから……
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
7 / 9