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先生がいなくなってから
しばらく経つと
「てめぇら!聞きやがれ!!」
トサカ頭の奴が
(…名前は知らん。自己紹介タイムとか無縁の場所だぞ?)
教壇の前に立った。
「今からタイマン張り合おうぜ!!!
腕に自信がある奴ぁ名乗り出ろ!!!」
トサカ頭がそういうと
次々に手が挙がっていく。
…俺はやらんぞ、俺は。
誰がそんな面倒っちーもんやるか。
教室の隅に寄ろうとした時、
すでに先客がいたみたいだった。
なんか地味なやつだな。
隅にいたのは
メガネをかけている
いかにもザ・真面目!みたいな感じの奴。
俺が近付くと其奴は
ビクッと方を震わせた。
「大丈夫だよ、何もしないから。
ねぇ、名前は?」
少しだけ優しめに声を掛けると、
俺に対しての恐れが消えたのか
ゆっくりと口を開いた。
「…周防…か、要」
「要な。
俺は雨宮 律、よろしくな」
俺がそう言うと
よろしく…
とさっきよりも大きめな声で
言ってきた。
ー人物紹介ー
名前✩周防 要
容姿✩黒髪黒目、黒眼鏡。
肌が白く童顔。
情報✩頭が良い。
ビビリでヘタレ。
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