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「…どうした?」
ビックリしている俺に
問いかける冬馬。
「あ、いや、なんでも無い…」
なんでそんなに平然としてるんだ?
「あぁ…もしかして昨日のこと?」
もしかしなくてもそれしかないだろうが…
「ははっ、そうだよね」
ん?ちょっと待て
「なにを?」
「…俺声に出てた?」
「うん、思いっきりな」
そう言ってはにかむ冬馬の姿は
普通の男子高校生のようだった
「お前…」
「ん?」
「血とかそういうのみたら
理性保てなくなるタイプ?」
「ははっ、直球だね。
んー、ちょっと違うよ
俺は喧嘩することに対して
一種の依存っていうの?
相手を殴ったりしてるとなんか
体ん中電流が走ったようにビリビリ
してて気持ちいーんだよねぇ」
…なんかニヤニヤして言われると
信じざるを得ないな…
…つかそれドSなだけじゃないの?
俺は遠くを見つめそう思った…
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