アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
✩
-
俺は掴み上げた奴をそこらへんに投げる。
男の苦しそうな声と、俺の行動に
誰もが驚きを隠せずにいた。
そして俺は理性を保つことが出来ず、
「死んじゃえ」
そう言って破壊衝動を抑えられずに
本能のままに動いた
「はぁ?ふざけてんじゃねぇぞ!」
そう言って飛びかかってきた男は
俺を殴った。
「は、どうせ意地張って…ぅ…ァあ…?!」
殴ってきた男の首をまたもや片手で掴み、
前髪から出来る僅かな隙間から目が覗き、
俺は笑みを零した。
ずっと締め続けていると、男は気絶をする。
俺はその男を宙に放り投げた後、
片足で鳩尾を蹴った。
其奴が吹っ飛んだ場所は、
要の前、つまり、敵リーダーの前だった。
男は口を開け、目を見開いて、
状況を理解したのか焦っていた
「お…おい…!こいつ殺してもいいのか!」
男の言葉に、理性のない俺は笑みを浮かべ
「どうぞ?」
そう言った。
は…?
皆が頭にハテナを浮かべてる時
イタイ。
ふいにそう脳が感知した時には
俺の腕にナイフの切れ跡があった。
目線を下げれば
血がドクドクと流れていて。
あァ、もッたイなイ。
俺はその血を掬い、口に運ぶ。
久しく感じる血の匂いと味。
何故だか懐かしさを感じ、
同時にブルリと身が快感に震えた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
52 / 130