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その狂姫は、俺たちが高校に上がる
ほんの一ヶ月前に姿を消した。
その不良グループも、おとなしくなった。
不良の間では水が零れ落ちた時に出来る
波紋のようにあっという間に事は
広がった。
ある1人は、狂姫は死んだ。
とか
ある1人は、狂姫は精神科にでも行った
など、色々な噂が飛び交った。
俺はそんなことには興味無かったが、
まさかこんなところに、しかも、
自分のクラスメイトとして
一緒にいたことに関しては驚いた。
ついに雨宮はナイフで敵リーダーを
刺そうとしていたが、ギリギリ冬馬が
止めたおかげでなんとか収まった。
学校まで帰った俺たちは、ひとまず
律を保健室に届けた。
要は戻る途中で目を覚まし、
保健室で少し手当をした後に、
すぐに俺たちと教室に戻った。
これからどうなるんだ?って、
_________律が目を覚ました時の状況を
心配しながら
桜弥side ✩end✩
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