アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
✩
-
「よく聞け!接客やら呼び込みするなら
にこやかにいらっしゃいませ!とか
この店のいいところを言うのが
普通なんだ!なのにお前らはなんだ?!
完全に客足遠のいてるじゃねぇか!!!
それにな……( 省略 その間約10分 )
わかったか!?」
ただいま絶賛説教中。
延々と語ってしまった俺。
…地味に恥ずかしい。
だってね。周りを見ればさ
皆々口あんぐりと開けて見てるんだよ?
恥ずかしいことこの上ないですね。
と、心の中で動揺していた俺。
その時
「おねーさん」
「は?違うだろ、ここ男子校だぞ?」
不良二人組みが俺らの方に
歩み寄ってきた。
「……あ゛?」
不機嫌だった俺は睨みつけるように
2人を見上げる。
「睨んでるつもりなんだろうけど…
俺らから見たら上目遣いして
誘ってるように見えるよ?」
なんてにやけてる奴らに
とても腹が立つ。
……どーせ俺はチビだよ!
なんて心の中でグダグダ不満をぶちまければ
「それにしても肌白いねー?」
「しかも随分細いねぇ」
2人組みの片方(Aと呼ぶことにする)
が俺の腰を引き寄せ、
もう一人は(Bと呼ぶことにする)俺を値踏み
するかのようにジロリと見ている。
「離れろクソがッ……!」
威嚇だけして手を出しこないクラスの連中を
尻目に、俺はAの胸板をグイグイと押し返す
「それに極め付けはコレ……だよね?」
これ?ってどれ?
って思った瞬間
「ぅぁっ…」
Aにチョーカーを後ろから摘まれ、
いきなりの圧迫に首から小さな悲鳴が出た
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
102 / 130