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「えっと…名前聞いてもいい……?」
俺の前に座り、にこにこと話しかけてきた
好青年もとい八王子が言った
「え、あぁ、うん。雨宮 律だ。
よろしくな」
そう言えば
きらきらと瞳を輝かせ、
身を乗り出して
「うん、よろしく!俺のことは葉月で
いいよ、俺は律って呼ぶから」
と言った。
握手を差し出してきた葉月に対し、
俺はその手を握り返した。
あぁ、誰かさんの時とは大違いだ
とでも言うような視線で横をチラリと
見れば、お隣の和也さんはふいっと
拗ねたように顔を逸らした
地味に可愛いと思ったことは
誰にも言わないことにする。
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