アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
✩
-
要が見つけてくれた席に座って数分。
「律、葉月は何食べる?」
そう言って要はどこから取り出したのか
わからないメニューを手に持っていた。
メニューの種類はまぁまぁってところかな。
うどん、とか、そば、とか
すっごくアバウトなメニュー名もあるけど。
ちなみに俺はカツ丼、
要はサンドイッチ、
葉月は唐揚げ定食を選び、頼んだ。
「出来たよーーーー」
という食堂のおばちゃんの声が
聞こえ、3人で受け取りに行く。
またしても人の道が出来、
まぁ通りやすかったので
普通に歩いて行った。
「めっちゃ美味いな……!」
「うん!僕はサンドイッチだけど……
手作り感あっていいなぁ」
「これも美味いよ!とくにハンバーグの
隣にあるポテトサラダが絶品すぎて
やばい……!」
と俺たちはそれぞれの料理に
絶賛しながら、口にかっこむ。
ハムスターのようにほお一杯に
食べる葉月と、ちまちまと食べる要の差が
激しすぎて笑った。うん。
しばらくすると葉月は食べ終わったのか
俺にアイコンタクトをし、
「ごめん、先生に呼ばれてるから
先に行くね」
と要と俺に行った後、食器を片してから
食堂を出て行った。
……何気演技上手いな。笑
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
119 / 130