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朝食 2
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波留は席について朝食を食べる猇に訳を話すと、眉尻を下げて笑われた
「…災難だなそれは」
「でしょ?…本当に恥ずかしくて死ぬかとおむぐっ‼︎」
"思った"と言おうとした俺の口の中にいきなり料理が入ってき、変な声が出る
「…機嫌直しとけ。」
口を動かしてみると甘くて美味しい卵焼きが入っていた
「美味しい。」
「なんならもっと食うか?」
そう言って卵焼きを波留の目の前にちらつかせる
「いいの?」
「お前が食べたいならいいぞ?」
波留は何度か頭を振って頷き、猇の箸から卵焼きを口の中に入れてもらう
「リスみたいね。波留くん」
それを見ていた紫乃が肩を揺らしながら笑い、波留の頬をつついてくる
「ここにいつも溜め込むのよ。この前しったんだけど」
「あー、そう言われれば確かにそうだな。」
2人で何かを理解し、波留を見てやんわりと微笑んだ
「………?」
波留はそんな2人をみて首を傾げては2人から料理をもらった
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