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兄妹 5
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何時ものような会話を止めると、波留は2人に気をつけるよう注意を受けた
それを軽く受け流すと、波留は叔母の食事の手伝いをしにリビングへと向かった
「2人はゆっくりしてて…と言っても俺の家じゃないんだけどね」
扉に手をかけて振り返りざまに笑顔で言うと、2人は頷いて笑ってくれた
(…心配、してくれてるんだもんね。ありがとう2人とも)
「叔母さん、なんか手伝える事ある?」
台所で包丁を動かす叔母に駆け寄り、久々に団らんを過ごした
***
その後、波留達は叔父達と一緒に楽しい夕食を過ごした
清と猇は叔父の酒に付き合い、波留は先にお風呂を借りていた
自分の住んでいるところとは全く違う、家庭的な風呂場に懐かしみを感じる
「タオルと着替え、ここに置いて置くよー」
楓の声がドア一枚を挟んで聞こえてきた
「ありがとう、楓ちゃん」
「柊兄ぃのだと大きいかもしれないから私のを置いて置くね。」
(…ま、まぁサイズ的には楓ちゃんのがぴったりだと思うけど…男としてはちょっと否めないような気がする。)
苦い顔をしながら礼を言うと、彼女は嬉しそうに脱衣所を後にした
(楽しい事でもあったのかな…?)
髪についた泡を流し終えると、波留は足早に湯船に浸かる
「ふぇー……。あったまるー…」
湯船に肩まで浸かると俺は、今日1日の疲れを和らげた
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