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柊の部屋 4
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押し倒された波留はただ目の前で猫のように笑っている柊を見つめるしかできなかった
「……しゅ、柊くん、ほらどいて…勉強しなきゃだめなんじゃないの…?」
なんとか誤魔化そう心見るものの、彼は波留の言葉を無視して話しだす
「波留兄ぃさ、自分で気づいてないでしょ?」
波留の手首を片手で収めると、柊は着ていたTシャツをまくりあげた
「…ふぅーん。」
「やっ‼︎ちょっと、…やめてっ」
体を捻り、もがくと、柊は波留の薄い身体を指でなぞる
「…2人に抱かれてるでしょ、波留兄ぃ」
細い瞳が俺を捉えて離そうとしない
「っ‼︎…も、…ゃだ。離して」
痛みと違った涙が目に溜まりだす
柊に訴えかける声が震えてうまくだせない
「言ったでしょ?…人のものを奪うのがマイブームだって、だからさ、今から波留兄ぃを犯してもいい?」
「やっ、ヤダッ‼︎柊くん本当にどうしちゃったの?」
ついに涙が頬を伝う
(怖い。イヤ。…嫌だ。)
何かが壊れてしまうのではないか、兄の様に目の前にいる彼の事も拒絶してしまいそうになってしまいそうで耐えれなかった
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