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放課後
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放課後は、俺と京也と雪斗の3人で帰ろうかといったら京也は直ぐにokしてくれた。
「顔が良いからっ妬み?馬鹿らしい」
京也は思った事を直ぐに言うから周りとか気にせずそう言ってた。
雪斗はなんとなく嬉しそうだったから…良いや。
「怜…くんは部屋何号室?」
「呼び捨てでいいって。302だけど。」
雪斗は目を見開いて俺の顔を覗き込んだ。
「隣だ…」
正直、俺もびっくりした。
寮までは少しばかり歩かなければならなかった。女子校の前を通るとき、めちゃくちゃ視線を感じる。やはり雪斗は見た目だけでモテるみたいだ。
いいのか悪いのか…
「雪斗も凄いけど怜も見られてるよ?」
「ないっ」
「即答しなくても…」
皆雪斗を見てるんだ。京也には一応念押しした。目立つのは嫌いだ。
寮に着くと直ぐ京也は自室へと行った。俺達も部屋に戻る事にした。
「ねぇ。怜…の部屋行きたいな。」
まだ慣れてないのか名前を呼ぶとき何だかぎくしゃくしてる。
いやいや。今はそんな事じゃない。部屋に来るだと?無理ムリむり!BL本が部屋に並んでますよ。
「いや…。まだ片付け途中だから…(嘘)」
「そっか…。残念。じゃ俺の部屋来る?」
「雪斗がいいなら。」
雪斗はにっこりと笑って「やった!」って言ってた。
嬉しいなら何よりです。
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