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まさかの。
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『…いっ…おい!起きて!』
はっ
「っ!ゲホッ…ヒュ-…」
「大丈夫か?」
夢…?
起こしてくれたのは逆光で誰かわからない。ただ、その人はじっと俺を見る…。
「お前…昨日の。」
「え?あの。起こしてくれてありがとうございます。」
ゆっくり身体を起こすとその人は確信した様に言った。
「おぉっ!やっぱり!弟くんじゃないかー。」
え?
「どちら様ですか?」
「え?酷くね?昨日温めてあげようとした親切な先輩じゃないかー。」
そう言ってその人は髪の毛をかきあげる。
こいつ…
「セクハラの人…。何でいるんですか。てか鍵かけてましたよね。」
「思い出してくれたー?何でって生徒だし?あぁー。鍵ね。生徒会室にあったからずっと持ってる。」
まさか…先生の言ってたスペアキー3個めってこの人…?!
え?!生徒会室?
「生徒会室とか…勝手に入っちゃダメですよ。」
「俺、生徒会長♡」
嘘でしょ。
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