アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
見えない
-
「あれぇ…もうギブ?」
先輩は両手を挙げて、参ったと言わんばかりに眉を下げる。
俺はよだれを拭きながら、キッと先輩を見上げて睨んだ。
「いきなり………何するんですか………!」
「いきなりじゃないよ。俺、最初に言ったし?気持ちよくしてあげるって」
「だからって………!」
男にキスされるなんて嫌だった。
先輩はニヤッと笑った。
「何、もしかして、初めてだった?」
「なっ…!ばっ………」
「図星………ねぇ」
先輩は楽しそうに笑うと、俺の手首を掴み、俺の身体を立たせた。
そして、近くの机の上に押さえつける。
あまりにも強く押さえつけられたため、背中が痛んだ。
「ぐっ………」
「でも残念。まだ終わってないよ。キス以上の事、してあげるからね…?」
まだ………続くのか
しかも、キス以上の事って、まさか…
「やだ………もうやめて………」
「んふ、やめない。俺は別に、男の趣味は無いけど、感じてる男子後輩を眺めるのも悪くないからね」
先輩は、言いながら俺のネクタイを外して行く。
ネクタイを外すと、それで俺の両手首を頭の上で縛った。
よくあるポ-ズだ。
「うん、いい眺めだよ。そして、今度はこうして…」
先輩は俺の上にまたがると、自分のネクタイを外し、反抗する間も無く俺に目隠しさせた。
視界があっという間に見えなくなり、俺は恐怖を再び感じた。
「ひっ……」
「うーん…いいね、すっごくエロいよ…。興奮してくる………」
「あっ………」
胸辺りに感触を感じ、ビクッと身体が大きく震えた。
そして、カシャっとカメラのシャッター音。
「へ………」
「綺麗に撮れた。待ち受けにもしちゃおっかな?」
先輩の意地悪そうな笑みが想像出来た。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
13 / 21