アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
八田の過去① 一side
-
俺は、スゥッと深呼吸する
「うん。聞きたいもぅ、大丈夫いざとなったら彼兎…よろしくね。」
「大丈夫なんだな…じゃあ、まずは、八田のことなあいつは、小さいとき両親に捨てられて養護施設で育った。俺は、八田と同じ施設に居たんだ。高校入って急に荒れだしてまぁ、問題児だったんだ俺も、そのとき荒れててさ…八田を止めれなかったんだ。暴動おこして補導されてって繰り返しだったんだ。でさ、俺が一を襲った時なそんとき八田は更生しててさ、警官目指して…たんだ…
それ…で。」
そこで、彼兎の口が止まる
「彼兎…?」
「あぁ、ごめんね。やっぱりこれから先は八田に聞いて欲しいな。」
「でも八田と、どういう顔して会えばいいんだろう…絶対怒ってる。」
「俺も、一緒に行くよ。動物園は延期!!八田と仲直りしてから行こ!!」
彼兎は、気を使ってくれる。
八田に、会いたい?
会いたい…かも?
なんで、『かも』なの?
怖いから
怖くないだから行こう。
うん
自分で自分に言い聞かせる。
「彼兎…行こ!!」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
87 / 101