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番外編 彼の素顔①雛原 総司の場合(1/2)
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「…好きなんていう感情は、その時の気まぐれにしか過ぎない…軽くてすごく、脆いものなんだよ…」
By雛原
ーー
「…それで、あの…」
「…」
「つ、…付き合ってくれないかな!」
……。
「…いいよ」
ー
…突然ではあるが、俺ー(雛原 総司)は、正直、かなりモテる。
自慢ではない。これは事実なのだから。
理由は至って簡単だ。
それは、ただ、単に俺の顔が綺麗だから。
「雛原く~ん、来週の休み空いてる~?」
「あ、うん。空いてるよ」
「じゃあ~来週遊園地行こう?ね?」
「あぁうん、そうだね。遊園地行こう」
「わ~本当に?じゃまた後でね~」
…俺は基本、来るものは絶対に拒まない。
ただのタラシだとか、思いたい奴は思えばいいし、思われても別にどうでもいい。
別に自分の中でそれを固定して決めていたわけではないけれど、俺は昔からそうだった。
理由は多分、家庭環境。
「ー総司~、あなたまた学年トップなのー?すごいじゃな~い」
…母さんは、俺のことをよく褒めてくれる。
俺は、元の頭が良いから勉強が出来ると周りから思われているらしいけど、だとしたらそれは全くの誤解で、真相はそんな天才的なものではない。
だって俺は、人より何倍も寝る間も惜しんで勉強だけをしてきた、至って普通の凡人の頭だったから。
…それをここまで努力したのはただ母親に褒められたいため。ただ母親に、俺を認めてもらいたいため、喜んでもらいたいため…ただ、それだけだった。
「いい加減にしろお前は…‼︎」
ーそして、父親はというと、頭が良く厳格な…よく手を上げる人だった。
何かと文句を言って、力の弱い母親に手を出しては自分の言うことを正当化させ、満足すると風呂に入って寝る…そんな人。
こんな最低な父親、さっさと別れればいいのに…と俺は思っていたけれど、母親は強くそれを拒んだ。
「…好きなの、あの人のこと……好きなの」
あの母親の言葉を、俺は一生…忘れることはない。
そうして父親は、俺が高校に上がってすぐ肺の癌に見舞われずっと病院で入院。
母親は毎日のようにつきっきりで父親の面倒を見ていて、高校に通っている間は母親の顔をあまり見ていない気がする程。
それくらい、母親は父親が好きで、家に帰る俺のことは…正直、どうでも良かったのかもしれない。
そう思い出した辺りから、俺は何もかもどうでも良くなってしまったのかもしれない。
ー来るものは拒まない…
それは、例え顔目当てだったとしても、その人は俺を好いてくれている…俺を見てくれている…
そう思うと、自分の中のやるせない気持ちも薄れた。少しだけだけれど、心の霧のもやが晴れた気がしたから。
だから俺は…来るもの全てを受け入れるー。
俺は愛されることに、飢えていた。
…そして、そんな日だった。
同じクラスの男に告白をされたのは。
…彼の名前は野上 塁。顔立ちは普通にイケメンの部類で、女子からの評価もかなりいい。ただ、あまり話さない、滅多なことでしか興味を示さないことでも彼は有名であった。
告白された初めは酷く驚いた。
男にされたのは初めてであったし、それにまさかこんなイケメン顔が俺を好むなんて夢にも思わなかったし。
少し迷ったが、すぐいいよ、と返事をして俺は笑うと彼はビックリした顔をして俺を見つめていた。
俺でいいのか…?とでも言うようなあの顔が、今でも鮮明に頭に残っているー。
その数日後、俺と野上は寝た。
最初、男でたつのかどうかが心配だったけれど、やってみるとそんな心配していたことが馬鹿みたいだった。
だって…いつも無表情で何の関心も持たない彼が、顔を火照らせて、口から透明の液を出して、甘い高い声を出して…下で喘いでいる。
想像以上の綺麗なすべすべとした白い肌をして…細い腰をして、いつもとはまるで別人の顔をして…野上が、俺を見つめている。
そう思うと…、いくことにさして時間はかからなかった。
何回かのセックスを終えて、俺は野上に言った。
「ーあのさぁ野上、お前って元々こっちの人?」
いうと、野上はいや…と言った。
「ふーん、じゃあ男じゃなくて俺が好きなんだぁ」
「…」
黙って下を向く野上を見て、俺は口はしを上げた。
「俺…俺以外の奴に目向くような奴、大嫌いなんだよねー」
言うと、野上はわからないと言った顔をして俺を見た。
「だからさぁ…俺のことが好きなら、お前が全力で俺に尽くせってことだよ…。俺は正直、男なんて興味ないし、野上はまぁこの無表情な顔が歪む様があるからこうして付き合ってるけど…俺、飽き性だからさぁ」
すると、野上は少し目を開いて俺を見つめた。
「どういう…」
野上は困惑した顔で、俺の顔を見つめた。
「…つまり、お前に抵抗も、嫉妬する権限も何もない。…お前は俺の恋人だけど、ただの物ってことだよ…」
意味、分かる?と言うと、野上は絶望したかのようなそんな顔をして、俺を暫し見つめていた。
…別に彼を貶めようだとか、嫌がらせのつもりで言ったわけではない。
けれどただ、何故か彼には…きつく冷たく当たってしまう…それが俺の本心だった。
彼が男だから?とか…色々考えたけれど、本当の意味なんてわからなかった。
ー
「…ん、あぁっ!、あぁ…‼︎」
そうして、彼と付き合い出してから…女の子との行為が、そこまで気持ちいいと思わなくなってきた。
「…あれ?総司、もう帰るの?」
「あーごめん、明日の課題、やってなかったから」
適当な理由をつけて、会う約束をしていた女の子とはことが過ぎるとすぐに別れ、彼を呼んだ。
彼とのセックスは、刺激的で、我を忘れられた。
「…はぁ、んん…っ!、雛、はら…あぁ…っ、」
…腰をよがり、荒い息をし、濡れた瞳で苦痛に耐える野上は、俺の全てを刺激させた。
…もっと名前を呼んでほしい、もっと俺を求めてほしい…そう思うようになった頃から、俺は彼が、好きだった。
…それがどういうわけか、3年に上がってすぐ、野上は誰かに告白をされたらしい。
この時期に告白をするなんて一年だということくらいは予想がついていたけど、どんな子でどれくらいの程度の子なのか、…どこのクラスの何番の子なのか、俺は全てを知りたくてイライラとしていた。
「呼び出し?」
俺は教室に一人残り、戻ってきた彼にそう問いた。
彼は俺の言葉におどおどとし、曖昧にうなづいた。
俺の目を見ずに、明らか何かあったような態度を見せる野上に、俺は席を立ち上がった。
そんな俺の行動に体を固まらせる野上を見て、俺は後ろから野上に腕を回した。
「…呼んだのは、どんな奴?」
そう言って、俺は野上を後ろに向かせ、唇を重ねた。
野上は突然のそれに目を開いて、俺の入れる舌に抵抗もできずに息を乱した。
「あ、はぁ…っ、ひなは、ら…」
下に手を伸ばすと野上はびくんと体を反応させ、耳を舐めると顔を赤くさせた。
「誰だよ…告白してきたのは」
そう問うと、野上はどういうわけか、視線を少し反らして言えないと言った。
俺はその言葉を聞いたその瞬間に、野上を机に仰向けにどんっと思い切り倒させた。
「…言えない?お前…俺にそういうこと、できる立場?…」
言って両手を素早く頭上で拘束させると、野上は不安そうに瞳を揺らした。
「言えよ、…どんな奴なんだよ」
そう、再び言っても言おうとしない彼に、俺は彼の前を強く扱きながら、後ろのそこに自らの指を思い切り突いた。
「…!、」
彼は目を見開いて、俺のシャツにしがみついた。
「ほら…言えよ。野上、ほら。」
しつこく問うと、しばらくして彼は、男だ、と言った。
俺はその言葉に、一瞬動きを止めた。
男…?
何故、男がこいつに…?
名前は湯馬という男と知った。
俺はそれを頭に強く暗記するように心にとどめておいてから、そのまま行為を続けた。
…口からだらだらと唾液を出して、野上は俺に突かれ、教室に甲高い声を響かせた。
俺は後日、湯馬という男を探しに行った。
一年の教室にで向かい、気づかれないようにうろうろと目を動かした。
すると、ちょうど湯馬、と担任に呼ばれる声が聞こえ、俺はそちらへ目を向けた。
そこには、俺ほどではないがまぁまぁに綺麗な顔をした、何と無く少しさみしそうな雰囲気を持ったその男がいた。
見た限り友達は少なく、ムードメーカー的存在でもないらしい。
ちょうど一人、違う男子が彼に話しかけていったが、彼はそれに少しもにこりともせずにただ無表情に短い言葉を吐いていた。
俺と似ている奴かと少し思ったが、それを見て違うと感じた。
俺は誰彼構わずニコニコとするのに、彼は全くの無表情で、自分の求めるものしかいらないー…まるでそうそこから表しているようだった。
そしてその求めるものはー…
………野上
そう思った途端、俺は何か言いようのない不安に駆られ、その場を急ぎ足で去った。
心臓が何故からしくもなく落ち着きをなくし、俺は確かに、何かに恐怖していた。
ー教室に戻り、友達である高藤と談笑している彼を見て、俺は胸をなでおろした。
野上は俺が好きだ…。
それもとても強く。
俺が他の子とも連絡をとっているのも許すくらい、それほど彼は俺を好き、俺を欲している。
…だからきっと、大丈夫。
俺は静かに、自分の心にそう言い聞かせていた。
ーけれどその後日、野上は授業に遅れて出てきた。
それも酷く、朦朧とした顔をして。
やり場をなくしたように、目の焦点を合わせられない様子をして。
俺は野上を床に突き飛ばすように押した。
そして、野上の足と足の間に自分の足を入れて思い切り力を入れ押した。
野上は瞬間、声にならない声を出して、体を痙攣させた。
「……、っ……か、…」
床に尻もちをつき、俺の足のそれに恐怖する野上を、俺は上から眺めていた。
「…野上、正直に言って欲しいんだよね。昨日さ、何してた?」
俺の言葉に、野上は一瞬躊躇した。
「き、昨日は…ごめん、その、…よ、呼ばれて…でも話して、ただけで…せ、迫られはした、けど、でも、それだけで、は、話を…断って、たら…おそく、な、って、それで…」
必死にそう…額から汗を吹き出し、唇を強く噛み、俺の足を懸命に掴む、
ー…俺の好きな人。
「…何?もっと強くして欲しいって?」
そうして、更に強く野上のソコを踏みつけると、野上は震える手で、でない声で、俺の足にすがり、俺に懇願した。
「……ぁ、…っ、違う、………ちが、ぅ…っ、」
我をなくし、ただその瞳を恐怖の色で染める野上を見て、俺にすがる彼を見て、俺はようやく足を離した。
「…ごめんね?痛かった?…立てる?」
優しい声色を出して言うと、野上は目を彷徨わせてから
俺のその差し出された手を握って立ち上がった。
俺はそのまま野上を自分の方へ寄せてから、にっこりと笑った。
「でも、…俺以外の奴に興味なんか示したら、俺…許さないから」
そう脅迫のようにして告げると、野上は予想通り恐々とした表情をして、至近距離にある俺の顔を濡れた瞳で見つめていた。
それからは、特にこれと言ったこともなく、俺と野上の付き合いは続いた。
大体俺が誘って、野上が俺の家に来て、事を終えたらそれだけで別れる。
…こんなことをずっと繰り返している俺たちは何なんだろう、付き合っているというのだろうか。
そんなことを思っていたのは、俺だけなのだろうか。
けれど、その年の夏の雨の日。
それは俺だけじゃないと知った。
「ーうん、いいよ。日曜日ね、空けとくね」
その日、野上は少し不安定だった。
行為をいつも通り終えると、野上は頭を下にして、何かに悩んでいるようだった。
頭をぽんと撫でてやると、野上は無反応だった。
そして鳴った俺の携帯の音に出ると、相手は交際中の女の子からで、遊びたいと言われたのでOKした。
それから、野上は何もせずベッドの上で裸のまま座っていたので、俺はシャワー浴びるから、帰っていいよと、俺は言った。
別にいたかったなら居てもいい。
まだいたいと、言えばいい。
けれど彼は、無表情にいつも、俺の言葉に従順に従い、バイバイもなく、俺の部屋を出て行く。
…彼にとって、俺がどういう存在なのか、俺にはまだよくわからなかった。
俺にとっても彼はどういう存在なのか、俺にはわからなかった。
好きというこの気持ちが、どういう気持ちなのか、そうだとしてもどうすればいいのか…俺には少し、難し過ぎることだった。
ーその後浴室から出ると、俺はそのときようやく外が雨だと知った。
それからすぐ過るのは、野上のこと。
あいつ…傘持ってたっけ?
どうやって帰ったんだろう…
そんなことを思って、玄関の傘立てを見て、俺はいつの間にか外に飛び出していた。
外は、予想以上に激しい雨に見舞われ、俺の体を強く打ち付けた。
右手に持っている傘だけをしっかりと持つようにし、俺はシャワーを浴びたばかりの体を冷たい雨に濡らされていった。
野上の姿は、一向に見えなかった。
その後ー、
誰かの悲鳴のような、そんな声に、俺は足を一瞬止め、その声の方に足を進めた。
するとそこに、倒れているその姿に、俺は呆然とした。
…体温を失い、元々白かった肌の色が更に青白くなり、その目を閉じてしまっている。
さっきまで目を開けて、あんなに声を上げていたのに、今ではもう、人に体を揺さぶられても全く起きようとはしないー。
…心臓がバクバクとし、目の前が錯乱した。
周りのざわつくその声が、まるで他人事のように感じた。
「ー先輩…⁉︎」
……その時だった。
彼が……、湯馬という男が…現れたのはー。
どこからともなく突然現れた彼は、すぐ様野上の方へ駆け寄った。
血相を抱えて、まるでこの世の終わりのような顔をして、周りのガヤたちを押し退けてー…彼は、立ち尽くす俺を余所に…湯馬は、野上の側へと行った。
そうして彼は、野上の頬に自分の手を当てて、心臓に耳を当てて、少しだけ表情を緩めた。
それから周りにいる人に向かって何かを言って、周りのガヤたちはぞろぞろと散っていった。
俺は、雨が少しずつおさまってきた中で、地面に横たわる野上と、そのすぐ側で座る湯馬を見て、足を動かせなかった。
湯馬は、数メートル先に立つ俺など眼中にもないのか、ただそこにいる野上だけを見つめ、そしてゆっくりと野上の体を抱き上げた。
「……本当に、心臓が止まるかと思った…」
彼はそれだけ呟くと、抱き上げた野上の真っ青な唇に、
ー自らの唇を、そ…っと押し当てた。
……
…俺は暫く、彼らが何処かへ消えるまで、体を動かせなかった。
完全に雨が上がり、晴れた空が顔を覗かせた時、俺はようやくハッとして目を開いた。
俺は傘を片手に、一人その場に立ち尽くしていた。
ー後日、俺は昨日の野上のことが頭を離れなかった。
あれから湯馬という男は、野上を抱えて何処かへ歩いて行ってしまったけれど、向かう先は一体何処だったのだろう。
病院?…家?
家だとすれば、野上の家の場合両親はほとんど家にいないし、鍵もポストにあるから、誰でも入れるということも言えないこともない。
それにあの男…頭きれそうだし、鍵の在り処なんてすぐ分かりそう…。
もしかしてもう、野上の寝てる間に最後までやったりしてないだろうな?
いや、そうじゃないにしても、キスくらいはしてるのか?だって昨日も堂々とあんなとこでしてたし…
服は着せ替えたのだろうか?
髪とか濡れてるから、タオルで拭いたのだろうか。
体が冷えてるからって、まさか二人でお風呂なんて入ってないよな…?
そう悶々と考えているとそれが馬鹿らしくさえ感じて、俺は寝転がっていたベッドから体を起き上がらせた。
こんなことで悩むくらいなら、そうだ…家に行けばいいじゃないか。
俺はあいつと付き合っているんだし、何もこんなところで一人想像する必要もない。
そう思って、俺は足早に野上の家へと向かった。
携帯に一応連絡して、さっさと鍵もついていない不用心な家に入って、俺は野上の部屋へ向かった。
扉を開けると、野上はベッドの上で少し辛そうに頬を染めて熱を出しているっぽかった。
「何?風邪?」
それとなく素っ気なく、俺はあまり野上の顔を見ずにそう問いた。
野上はそれにまぁ…と曖昧にうなづき、どかっと座る俺を見つめた。
そうして俺はすぐ、作られたそのお粥を見て目を細めた。
「これ、誰が作ったの?」
問うと、野上はえ…と少し言葉を詰まらせた。
まさか湯馬とかいう男が作ったんじゃないだろうな?と続けて言おうとし、俺はその言葉を飲み込んだ。
…だってなんだ?
これじゃ俺が、すごいこいつのことが好きみたいじゃないか…。
俺は男なんだ。彼も男なんだ。
俺はモテるし、女の子にも困ってないんだ。
こんな男一人に、どうして俺が嫉妬なんてしなければならない。
そう思い、俺は話を違うことに反らした。
ーけれどやっぱり、昨日の彼の横たわる姿とか、帰っていいよと俺に言われてそのあと傘も何も持たずに、何も言えずに一人土砂降りの中を歩いていた彼を想像して、俺は少し息を吸って吐いた。
何か一言くらい、言わなければいけないと思った。
「今日は、何と無くきただけなんだ…けど」
言うと、野上はうん、と興味も示さずうなづいた。
「その、さ…」
「うん」
「お…」
「ん?」
「…お、…」
「…え?」
ーお大事に
その言葉を言うだけなのに、俺はそれが中々出ずに一人格闘していた。
すると野上が本当に心配をしてきて始めたので、俺は思い切って、お大事に、とその言葉を吐いた。
そのまま野上の返事も聞かずにその場を立ち上がると、俺はそれだけだからと言って腰を上げた。
野上はえ?と、戸惑っていた様子だったけれど俺はそれを無視して野上の部屋をすぐに出た。
階段を降り、靴を履きながら、俺は自分の頬に若干熱を感じていた。
…自分が彼に抱くその気持ちに気付いていながら、俺はその気持ちに気づかないふりを通し続けた。
だって好きなんていう感情は、その時の一瞬のものにしか過ぎない…そうだろう?
俺が彼を好きになって、彼が俺を好きになって…だからなんだ?
それでその先に、一体何があるって言うんだ?
ー「………好きなの、あの人のこと……」
…
……何もその先に良いことが絶対的に待ち受けているなんて、
そんなの…必ずしも言えることじゃ…ないじゃないかーー
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