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山崎 航太*
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「よっ。また母ちゃんにコキ使われてんの?」
振り向くと、そこには幼馴染みの山崎 航太(ヤマザキ コウタ)が俺の頭にポンと手を乗せ笑っている。
俺はムッとして航太の手を払い落とした。
「俺の頭はテメエの手を置くところじゃねえんですけど?」
「わりーわりー。丁度いい位置にあったもんだから、つい。」
「~~~っ!身長高いからっていい気になりやがって……。」
航太は身長が180cm以上あり、俺とは違って男らしいガッシリとした体格。
黒髪短髪に黒ぶち眼鏡をかけており真面目そうな面をしている。(実際結構真面目な奴だ。)
「お前はなんでここにいるんだよ?」
「んー、俺もおつかいってとこ?」
そう言う航太の手にはペットボトルが1本しか握られていなくて、ペットボトルだけのためにスーパーに来たのかと俺は哀れみに満ちた目を航太に向けた。
航太はそんな俺の視線に気付いているが、完全無視。
しかも呑気に鼻歌なんかを歌っている。
俺はその様子にイラッしながらも少し前に進んでレジの台に買い物カゴを乗せた。
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