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手貸します
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「え?ああ、大丈夫」
鼻の痛みが鮮明だが、踏まれた左足も筋が痛い。体重のほとんどを壁に預けていた。
「手貸します」
寄りかかるように立っていた体を引き寄せられる。
「いやいや、大丈夫だって」
そう言いながらも、予想しなかった接触に心臓が不埒なリズムを刻んだ。
腰に回された腕は苦も無く俺の体を支えている。絶対運動してる体だ。
「本当、大丈夫だから」
どう触れていいかわからないが、肩を軽く押して距離を取ろうとする。
「家の中入らせてもらいます」
だけど、そんな些細な抵抗は無視されて、ほとんど持ち上げられるように俺の部屋の中に連れていかれた。
なんでこんな変態目の前にして普通?いや無表情でいられるんだろうか??
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