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Episode.3…2☆
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凛視点
「ひ…っ」
体内に感じる妙な感覚に上擦った声が漏れ、目をぎゅっと閉じる
「もしかして初めて?」
見下ろすコイツは予想外とでも言いたげな声でつげ
キツく閉じられ異物を吐き出そうとする中に入れられた指は
その意に反して拡げるようにうごめく
「う、ぁ…ッ」
初めてに決まってんだろっ
とでも叫んでやりたいのに
それを訴えようにも未知の感覚にさえ感じてしまうこの状況では
そんなことができるはずもなかった
「そっかぁ 初めてか。
なら、しっかりとほぐしてあげなきゃね?」
そう言っては二本目の指を沈めてくる
ー気持ち悪いー
さっきまでそう思っていたはずなのに
俺の口からは気持ち良さそうによがる声がこぼれる
「ッ…ぁ…んぅ」
後ろを好きなようにいじられているだけなのに、
俺のモノは熱を帯び、反応し、膨れていく
そんな俺のモノをみては
「気持ちいいんですか?」
とコイツは指をまた一本ふやし中をかき混ぜる
「ふ、ッ…ぅ……あ…」
思考さえも蕩け、脱力している状態では
指が増えたところで痛みを感じるどころか快感が増すばかり
もっと…もっと……
そんな思いが渦巻く
「腰、動いてますよ?」
そう耳元で囁かれ初めて気づいた
無意識のうちに腰をふっていたのだ
だって気持ちいいのだから仕方がないではないか
だが、快感はすぐに消えた
指が引き抜かれたのだ
なん、で?
指を引き抜かれれば物足りなさを感じ
思わずもっとしてほしいと言いそうになるも
僅かに残ったプライドがそれを喉元にとどまらせた
だが、顔に出ていたらしい
綺麗で、うそくさい笑みを浮かべながら
「もっと欲しかった?」
とたずねてくる
この鬼蓄変態野郎
わかっててやってやがる。
「ちが…っ」
すぐさま否定するも説得力などあるはずもなく
自分か快楽に流されているという事実をつきつけられているようで
激しい羞恥に頬に熱が集まるのを感じた
せめて
微かに残る理性とプライドを手放せたら
快楽に身をまかせ溺れられたら
どんなに楽だろう…
あぁ、
この甘美な悪夢を早く終わらせろよ
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