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昴side.
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自分の手で恋人が淫れていく様は、ゾクゾクと全身が震えるほどに卑猥で、上擦った嬌声が脳に響けば毛先から爪先まで喜びで満ちるものである。
もうどちらのものともわからない汗が肌を滑るのを感じながら、体力も底をつきそうなくらい、その行為を繰り返しながら。それでも、お互い決して絡まった指を解くことはないのだ。
「ぁっ・・・あぅっあ!」
愛おしい。好きだ、愛してる。とても。
何度も何度もキスをして、何度も何度も抱き合って。
そうして過ごす夜は、必ず好きだと言い交わす。
意味なんてない。ただ、伝われば。
最低100回。
最低100回言葉にすれば、この気持ちは全て、余すことなく伝わるだろうか。
・・・なんて。
(海斗side.)
「あっ!すばる、だめ!それっ・・やぁっん!」
「気持ちいい?」
「ぅあっ・・・!ゃっあ・・・ぅんッ・・・!」
ゆるゆると前を扱きながら、腰を激しく動かして最奥を抉ってくる。気を抜いたら飲み込まれそうなほどの快感。もう十分すぎるはずのそれがもっと欲しくて、俺は無意識のうちに腰を動かしていた。
「あっ、や!だめ、だめ・・・!ッでるっ!」
ぐり、とモノの先端を指で強く押され、一気に絶頂が近くなる。もうイキたい。もう、出してしまいたい。
だけど、昴は俺がイキそうになる度に手を放し、腰の動きも止めてしまう。さっきから何度も達しそうになり、行為が止まり。その繰り返しだ。
パンパンに膨れて反り上がったそれが痛い。息が止まりそうなほどの苦しさ。
もう、イカせてほしい・・・!
「やぁっ・・・!なん、でッ・・・!」
「まだ、だめだよ。イカせない」
「やだぁっ!も、苦しっ・・・!」
「だーめ」
「あッ!」
言いながら、腰の動きが再開する。
「ね、気持ちよく、なろう?」
痺れるような、昴が触れたところから溶けていくような。
そんな感覚。
「あっあ!あぅっ・・・!」
「気持ちよくなって」
「あっ、ひっ・・・!は、だめ、あっ!」
ガクガクと、全身が震える。
もう苦しい。痛い。だけど、気持ちいい。
苦しいのが、たまらなく気持ちいい。
「あっあん!ひぁっ・・・!」
「ふふ、可愛い。・・・でも、」
昴の大きくて綺麗な手が、モノを扱く。
さっきよりもずっと強い力で、激しく。
「もうそろそろ、限界かな」
「っあ!?」
腰の動きがさらに速くなって。
しかも、いいところだけを狙ってくる。
「だめっそん、なッ・・・!あ゛ぁう゛ッ!!」
堪らず俺は、ついに白濁を吐き出した。
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