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久々の。
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「あ、いっ・・・・・、」
「ごめん、もう少し」
「あっ!」
そろそろ限界そうな海斗の後ろに指を突き立て、ズ、と中へ入れていく。
痛そうにしたので同時に前に触れると、海斗は高い声を上げた。
ピチャピチャ、グチュグチュ。
卑猥な水音が、僕ら二人の鼓膜を揺らす。
「ひ、あぁ・・・!あっん、ん!」
「もう、ちょっと・・・、」
「あぁ!あっ、あっ・・んぅッ!」
肌と肌がぶつかった感触。
ほ、と息を吐いた。
(入った・・・・・)
「・・・・海斗、」
「ん、ぁ・・・・な、なに・・・・っ、」
耳元で名前を呼べば、海斗の体がぶるっと震えた。
「一本、入ったよ」
「ッ!!」
みるみるうちに赤くなっていく海斗。
もとから赤かった頬がさらに赤くなって、すごく熱そうだ。
愛おしい。
こんなに僕を感じて、
こんなに僕を好きでいてくれる海斗が。
抑えきれないくらいに、愛おしく感じる。
(浮気、してくれて良かったのに)
いや、浮気なんて生ぬるい。
嫌いになってくれて良かった。
勝手に見限って、消えようとした僕を。
海斗を置いていこうとした僕を。
逃げようとした僕を。
嫌いになってくれて、構わなかったのに。
「っ・・・・・・海斗、」
君は優しすぎる。
「ひッ!あっあぁ!!」
抑えきれない感情。
働いた本能のままに、海斗の中を掻き乱す。
「あ、やっ、あぁッ・・・!す、すば・・・あ゛ッ!!」
海斗が気持ちよくなる場所はよく知ってる。
覚えてる。
思い出したから、ちゃんと。
「あっあ!や、やだ、あ゛んッ!!」
そこばかりを攻めれば、海斗は涙を流して善がった。
突然の快感に、もう口も閉じれないらしい。
いやらしく開いている口から唾液が伝った。
「海斗、好き。壊したくなるくらい、好きだよ」
そうだ、初めから。
こうすればよかったんだって。
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