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藤間side.
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「・・・・・・うるせぇ」
「図星ですか?」
あぁ、だめだ。
痛い。
「うるせぇ・・・・・
うぜぇよ、お前ッ・・・・!」
「・・・・・・・・」
うるせぇ、うるせぇ、うるせぇ!!
なんなんだ、
なんなんだよ。
なんでそんなに人の中に入ってこようとしてくるんだ、
うぜぇ、うぜぇッ!!
ガッと、右手で遠藤の胸倉を掴む。
女相手だとか、そんなのは気にしていられなかった。
「陵く、」
「やめろ、今すぐ!
お前は!お前は昔から!!
なんで、なんでッ・・・・・!
消えろ!!お前なんか消えろ!!!」
消えろ。
お前なんか、
お前なんか。
俺 を 愛 し て く れ な い く せ に 。
愛してくれないくせに、
愛してくれたこともないくせにッ!!
「やめろ!!
やめてくれよ!これ以上、
っ・・・・なんでッ・・・・・!!
・・・・・・・・・・・なぁ・・・頼むから・・・・・ッ」
なぁ、
頼むから。
お願いだから、誰か。
「・・父さん・・・・・・・母さんッ・・・・・・・・!」
お願い、俺を。
―――僕を愛して。
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