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海斗side.
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「ふっ・・・ぁ、あっ!」
「しー。声出さないで、海斗」
「んっんぅッ・・・!」
夜。
昴の家。
昴の部屋。
冷たいフローリングの床。
開けっ放しのドア。
独特の匂い。
すぐ下の部屋には圭一さん。
無造作に脱ぎ捨てられた制服。
滴る汗。
治まる事の無い熱。
俺 達 は 一 体 何 を し て い る ん だ ! !
「ンンッ!」
「声出しちゃだめだってば」
「っぁ、ん、ふッ・・・!」
声出しちゃだめ!?
昴、お前軽く言ってるけど結構キツイからな!タチのお前にはわかんねぇよ!!
なんて、そんなことを思いながら涙が溢れる両目で昴を睨んでみるけれど、なぜか嬉しそうに微笑まれ、その上腰の動きがスピードを増した。
「んっんっ!」
「海斗、我慢して」
声が出ないようにと、口に押し付けた手の甲が痛い。
強く押し付けすぎてズキズキする。
朝、公園の公衆トイレで一回。
昼、誰もいない第一生徒会室で一回。
放課後、生徒会の会議が終わった後、誰もいない教室で一回。
そして、四回目。
昴に泊まりにおいでと誘われ、深く考えずノコノコと着いて来たのが悪かった。
圭一さんの手作り料理をご馳走になり、3人でいろんな話をして、さて寝るかとそれぞれの部屋に入り、
今に至る。
「ッ・・・ぁ、やっ・・・・!昴っ、だ、だめ!」
「大声出さないで」
「んっん!あっ、イッ・・・く、だめっん!」
「いいよ、イッて」
「あ、ッ・・・!あ、んんッ!」
ビクッ!と背中が仰け反り、体が硬直する。
耐え切れず両手で抉れそうなほど口を押さえながら、俺は果てた。
それに続いて、昴も俺の中に欲を吐き出す。
「っはぁっ・・・はっ・・・・・、」
「大丈夫?海斗」
息を切らしている俺とは裏腹に、昴はスッキリしたような笑顔で聞いてくる。
「大丈夫なわけねぇだろこの馬鹿!!」
「わっ!」
近くにあったどちらのものか分からない制服のブレザーを昴に向かって投げつける。
それはバフッ!と昴の顔にクリーンヒットした。
「何!?昴今日何!?発情期なの!!?」
「海斗、声大きいよ。父さんが起きる」
「あ、ごめん・・・・・・・・・・・いやいやいや!ちっげぇよ何話逸らそうとしてんの!?」
「あはは」
「何笑ってん、あっ!?」
昴のムカつく笑顔と共に、第二ラウンド開始(無理矢理)。
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