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もしT2が古賀青八木だったら シンプルバージョン①~R18腐二次創作弱ペダ青八木目線
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表門坂を上がり切った僕を、大柄の男が見ていた。
コラテックだな。
けっこう乗れるみたいだけど競技部入るの?
答えないで自転車置き場にコラテック連れて行く。
スタンドに立てながら考える。
今の、古賀公貴だ。
轟音の古賀だ。
どきどきする。
あんな名の売れたやつに声かけられるなんて。
ちょっと嬉しい。
教室ついたら早速入部届書こう。
入部したらいきなり一年生レースだった。
ぶっちぎりで古賀の優勝だった。
すごくカッコよくてどきどきした。
僕はリタイヤ組だった。
地を這って、荒い息をついてる僕に、田所さんが笑って声かけてくれた。
「青八木よォ、おまえさんはマネジメントが下手なんだよ」
そしたらそこに古賀が来た。
「俺が面倒みますよ。こいつのびると思うんで」
「そっかそっか。いい友だち出来てよかったな」
田所さんはガハハと笑いながら去り、僕は古賀に引き起こされた。
「俺でよかったら教えるよ」
何かかぁっと顔に血が上がる。
「いい」
コラテックを引いて立ち去る。
なぜか素直になれなかった。
独りで走る。
走りを磨く。
でも成績は伸びない。
古賀がアドバイスくれたそうに見てるけど、教えてって言えない。
何か部活に行きにくくなってサボリがちになって、繁華街うろうろしてたらナンパされた…男に。
面白いところに行こうって言われて、拒んでもがいてるとこに古賀が来あわせた。
「何してる青八木」
うさぎみたいに跳ねていって大きな背中に隠れた。
「彼氏持ちかよ」
舌打ちして、男は去った。
「助かった…ありがと…」
「じゃあ礼してくれ」
礼?
メガネの奧の瞳は、とても静かな色をたたえている。
「おまえの全てが見たい」
えっ。
「行こう」
かれは僕の手首を掴み、ぐいぐいと引っ張ってゆく。
着いたところは部室の前。
古賀のメリダと僕のコラテックがある…って、え?
僕のコラテックは自宅にある筈…
「取ってきた。おまえの全てを見るためだ。悪い、防犯チェーンは切らせてもらった」
鬼だ…
「何も…見せる気はない」
行こうとする僕を引き戻し、古賀はいきなり僕にキスした。
長い…大人のキス‥
もがいてやっと身を離す。
「何で…何を…」
「ウサギを狩る。俺に追いつかれたらおまえの負けだ。嫌なら逃げろ」
冷たい目。
何の感情も宿していない目。
僕は怖くなってコラテックに飛び乗って逃げた。
必死に飛ばす。
すぐ後ろにメリダがいる。
必死で逃げる。
峰ヶ山に迷い込む。
メリダにあおられて山中に追い込まれる。
抜かれて、バイクごと倒されて、押し倒され、のしかかられた。
「やだやめ…」
キス。
言葉を奪われる。
からだをまさぐられ、服を剥がれ、僕は、僕は…
その夜、僕は力ずくで、古賀公貴のものとされた。
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