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聖奴~R18腐二次創作弱虫ペダルチーム2年トリプル
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前後から貫きながら問う。
俺たちの、どっちが一番?
「じゅ…」
迷わずに出るJのロに、若干の嫉妬と安堵が宿る
安定の、純太愛。
俺は今の位置でいい。
でもあいつ、二人きりでヤッてるときにはキミタカ、キミタカ、言うんだ。
キミタカやめてこわれちゃう、だめ、そこっ、くるっ、ああっ…
可愛くて、性悪で、声きいてるとちゃんと思考できなくなる。
三人なんてどだい無理なんだよ…
純太と並んで台所やってる。
奴の手に包丁。
俺の手にも包丁。
今夜は鍋。
具材切りながら、俺はポソっと呟いた。
「包丁おまえに使いてえ」
「俺も」
目も上げないで即座に、純太が切り返してきた。
怒りも嫉妬もないその声に、俺は純太にキスひとつする。
からまる舌。
俺も奴もイイとこ攻めあってるのに、勃つわけでもなく、互いにキスだけを貪り合ってる。
一がいて初めて成り立ってる何か。
ついに俺は問うた。
「俺ら何?」
「性奴。あいつの。あいつだけの」
こともなげに純太が言う。
「やっぱりか」
「不満?」
「や。不満はないんだけど」
「奪ってってもいいんだぜ?」
考えたことは何度もある。
「でもあいつ泣くだろ?『純太』『純太』って多分」
「泣くな。本心はどうあれ」
本心?
「わからないか? 一は誰も愛してない。強い感情にひきずられるだけだ。あいつはヘテロ。ノンケだよ」
「それでいいのか?」
「いい。それほど惚れてる」
言ってくれるなよ…自分みじめになるじゃないか。
深いため息をつくと、純太が笑い、いきなり俺の肩口あたりを嗅いだ。
「一の匂いする。おまえもすっかり所有されてる」
言うなっつのっ!
でも自分でも服嗅いで、やつのコロン感じて勃起した。
「うおおお! 早く帰ってこい!」
「坂下まで来てる。けど今日は抱けない」
「何で」
「一差ついてくるね。俺のヨミは当たる」
当たった。
その日の鍋は俺たちと、一差と段竹と今泉と鳴子で食った。
全員がモンモンとする中、一だけがやすらかな寝息たててた。
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