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自分以外の性器なんて触った事も無いし、触りたいと思う日が来るとも思わなかった。
下着に手を掛け取り出した恭司の性器は自分のと比べると酷く猥らな形をしていた。太さや長さも然る事ながら取り分け、そのカリが凄かった。傘が開くとは正にこの事と圧巻だった。
......すっごい、
陰茎に手を添え、暫し感嘆の思いで見惚れる。
「...凪、してくれないのかい?」
恭司に声を掛けられハッと我に返る。自分がこれから恭司をと思うと、不思議な高揚感があった。
恭司の顔を見ながら、恐る恐る陰茎を擦り、自分の気持ちいい裏筋や鈴口を指でなぞる。そしてその圧巻とも言えるべき傘に引っ掛ける様にして手淫をする。
「....は、...ッ、」
恭司が息を詰める様子に、高揚する。
もっと.....、もっと気持ちよく........。
鈴口から先走りがクプッと出るのを見て自然とそうした。
「 ── !?ぅ、くっ、...凪っ、」
鈴口から出た蜜をひと舐めして裏筋を舐めた。これ以上無いほど口を大きく開けて、傘を口の中に入れようとしたら口の端が引きつれる様な微痛がした。
時々、恭司の顔を見ると、眉間にシワを寄せ、快感を逃がす様に吐く吐息がとても扇情的で、その顔を見ていたら自分の性器が頭を擡げて行くのが解った。
「.........ん、....はっ、」
恭司はこれ以上は持たないと思った。何度か波を遣り過ごしたが、次の波が来たら恐らく爆ぜるだろうと思う。凪の手淫も口淫も、拙いものではあるが、感性でするのか、よく観察し、良い所を的確に刺激してくる。真新しいスポンジの様に吸収していく凪に、恐怖すら覚えた。
「....凪っ、...もぅ、いい、...... 離しなさい、」
上目に恭司を見た凪が微笑みを浮かべる。そして鈴口に舌を突き刺しながら、陰茎を手で強く擦り殊更に恭司の射精を促している。
視覚的にも煽られ、下肢が疼く。その一層強い波を遣り過ごす事はもう、不可能だった。
「...ッ、.....な、ぎ、...ッ、」
あろうことか凪の口腔へ爆ぜた事に慌てたが、その顔を見ると至福の笑みでこちらを見ていた。
「......すまない...、」
「何で謝るんですか?俺、すっごく嬉しい!」
凪は満面の笑みで恭司に返した。
恭司が気持ち良さそうにしてると、まるで自分まで気持ちいい気がした。快感を共有する錯覚を覚えたのだ。
そんな凪を抱きしめ、恭司は深くキスをした。
次は自分が凪を溶かす番だと思っていた。
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