アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
おまけ 26
-
甘美なおねだりに恭司は困った子だと苦笑し、凪の後孔に性器を充てがった。
「どうする?自分でする?」
「...っ、出来ない、知ってるでしょ!」
先程までの威勢は何処へやら。泣きそうに顔を歪ませた凪がそう言う。
手伝ってあげるからと耳元で囁けば、凪は困惑した顔をするもゆっくりと腰を降ろしていく。
「...っ、はあっ、んっ、...っここから先は恭司さんが挿れてっ、」
「大丈夫。支えてるからゆっくり座ってごらん」
いつも同じところで凪は腰を止める。前立腺より少し手前。恭司の張出たカリ首にそこが押し潰される強い感覚を恐れての事だ。
恭司はにっこりとそう促すと、凪の腰に添えた手に少し力を込める。
「大丈夫。気持ち良くなれるよ」
耳元で囁けば、凪はブルッと身を震わせて目を閉じた。あの感覚を知っているだけに、自分で沈むのは殊の外怖い。でも、その先に待っている快感も知っている。ふぅ、と息を吐いてゆっくりと沈んで行けば、中の突起に性器が引っ掛かりグッと圧が掛かった。
「...アアッ、あ、...っ、」
四肢に力を入れた凪の性器から押し出された様に蜜が溢れる。恭司はくっと息を詰め手に一層の力を込めた。
「ほら、あともう少し。頑張れるね」
「...っ、嘘つき、」
ここで半分だと凪は知っている。わざと拗ねた様に言えば恭司は可愛いねとクツクツ笑う。
「あっ、...っ、今、笑わないで、...ッ」
少しの振動が前立腺に響く。このままここで止まっているのは自殺行為に等しいと凪は腰を進めた。
「上手だ。ちゃんと出来たね」
「...ん、でももう無理。あとは恭司さんがやって」
全て埋め込み恭司の肩に凭れれば、あやす様に背を撫でてくれる。ただ挿れただけ。それでもその圧迫感に凪の息が上がっている。
「特技、披露してくれるんじゃなかったの?」
「...はぁっ、するよ、あとはナカが勝手にするから、」
「...っ、本当だ。凄いね、」
馴染んできたナカがひとりでに蠕動を始める。生き物の様に蠕き性器を取り込んでいく凪のナカは名器だ。恭司のモノしか知らないそこは収縮力が強く、付根から順に先端までグググッと程良い強さで吸い付いてくる。ナカが馴染んで尚動かずにいる恭司は、その感覚に己が慣れるのを待っている。そうでなければ持って行かれてしまう。
「...っ、もう平気。動いて、もっと気持ち良くして、」
「...っ、凪、もう少しこのまま、」
相性故のものなのだろうか。こんなにも我慢を強いられた事は凪の前には無かった。
...時間稼ぎも大変だ。
キスをしながら恭司はそんな事を考え苦笑した。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
158 / 160