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2.女装させてみよう/*優等生×童顔お馬鹿*(切なめ)
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ー
「…あの、い、壱城…なんで、こんなこと…、するの…?」
うるうるとしてベッドの上から、壱城(イチキ)ー幼なじみを見て唯知(ユイチ)は今ある自分の姿に羞恥していた。
女子高生が本来着ると思われる丈の短いセーラー服というものを着、両手を後ろで固くひものようもので結ばれ、唯知はベッドの上で股の下が見えないように足を必死に折り曲げて壱城を見つめていたからだった。
「ー可愛いね、唯知」
「ー、かっ可愛いとかじゃなくて、何でこんなことするのかって聞いて、」
「したいから」
「、…えぇっ?、」
真顔でそう言う幼なじみは実際頭が良かったから、唯知はその言葉を正論なのかもしれないと思い込んでしまい強く反論できなかった。
ー要は唯知はお馬鹿な高校生だった。
「何でそんなにベッドの隅に寄ってるの?唯知」
と、幼なじみの手がこちらへ伸び反射的に顔を退けぞらせた。
「…避けるんだ」
「ーあ、…ごめ、だって壱城が、こんな、女装なんかさせるから、」
「唯知、これは勉強だよ?」
…え?
唯知はその言葉に純粋無垢な瞳をすぐ側に迫る幼なじみに向け、それを見て無表情だった顔に不意に笑顔を浮かべて幼なじみが唯知を見返した。
「ーあのね唯知、人には皆性感帯っていうのがあってね」
「うん」
「口の中の頬の裏側の部分とか、首筋とか、足は特に腿とか、手の指先とか」
言いながら唯知自身の体を指し示すように一生懸命説明してくれる幼なじみの姿に、唯知はコクコクと頷いて一瞬自分の姿が今どうなっているのかということを忘れた。
「そっか~」
「ーうん。だから唯知にもその性感帯っていうのを実際に体感して分かってほしくてこんなふうにさせちゃったんだ…こっちの方がより学習できるかなって…俺、唯知にもっと…色んなこと知って学んでほしくて…でも、ごめんね?唯知に、嫌な思いさせちゃった?…」
綺麗な幼なじみの顔が申し訳なさそうに悲しみ、唯知の良心は簡単にそれに煽られる。
「ーあっ、い、いいよいいよ!そんな俺、壱城が俺に勉強させるためなんて思ってなくて、だから、むしろ俺、お礼言う方だし、なんか壱城に…俺、そんなふうに考えてくれてるの聞いて、嬉しい…から、」
照れたようにしてそう言った唯知は、誰がどこからどう見ても、女の子だった。
「…じゃあ、勉強始めようか」
そうして再び、
きょとんとした唯知に向かって幼なじみの手は伸びた。
「ーまずはここから」
そう言って、
幼なじみは唯知に着せたセーラー服のリボンをその長い指で緩くほどき、服の裾の下から、そのまま手を中へ侵入させた。
「ーえ、…壱城?…何して、」
その手は白くなめらかな肌をはい回り、その後ピンク色のそれに触れた。
「、んっ」
瞬間甘美な声が一瞬だけ響き、唯知は頬を赤らめた。
「ーあ…何、今の…」
「唯知は、ここ触られると気持ち良いってことだよ」
にこりと言って、幼なじみはばっと服を上げ、2つあるうちの一つの蕾を口に含めて舌でなめ回した。
そして、もう片方は片手で摘まみ、撫で、ぐりぐりと押し付けるようにした。
「ーんんんはっ、あぁ…いち、き…ヤ…俺、変…ヤだ、んんっ」
わけのわからないままにびくびくとして、唯知はそれらの刺激に恐怖した。
「ーここも触ってあげなきゃね」
幼なじみは言って、
スカートの裾の中へ手を侵入させた。
「ーあっっ、だっ…ダメだよ!そんなー」
「クス…すっごい固くなってベトベト」
その言葉に、微笑する顔に、唯知は頭がおかしくなりそうになった。
「…うう、ひど、い、酷いよ…壱城、」
「どうして?これは勉強だよ?」
「、違っうよ、こんなの、んんっ勉強じゃ、な、」
「とか言って、気持ち良いんでしょ?唯知…俺に触られて、こここんなにして、こんな格好させられて、感じてるんでしょう…?変態だなぁ、唯知…ー」
「、あっ、そんなの、違っ…!」
「認めたら?」
「んん、違っ、うぅあっ!ああ、やっヤだ壱城…っひ、あぁあっイッちゃ、イッちゃう、」
「うん。イッていいよ、唯知」
幼なじみの言葉に、唯知の体は逆らうことはできなかった。
ー唯知は果て、着崩されたセーラー服と両手を後ろに縛られたまま、ベッドの上に左半身を下にして体を横にして赤いかおをしてハァハァと息を求めるように吸っては吐いていた。
その体勢から、短すぎるスカートの丈の裾の下からぐしょぐしょのパンツが見え、幼なじみはそこへ手を伸ばした。
「ーんっ?…なに…壱城?…」
お尻を、上下にやわやわと撫でる感覚に驚いて顔をあげる唯知。
「…ああぁ、ヤだ…触んない、で、」
そうしてその手が、割れ目を上下にさすり、唯知は体をちぢこませることしかできないままその言い様のない恐怖と快楽に目をつぶり耐えた。
「ひあ、…うぁっ、んあっ、」
「エロいよ、唯知。」
「んっんん、バ、カ…っ、壱城…ヤだって…俺、」
「そんな顔で言われても、誘ってるとしか思えない。」
「…さそって、な…ーんっ!、ふ、何?…何か、入って、るっ?…」
「ちょっと、ならしとかないとね」
涼しい顔をして言う幼なじみを見上げ、唯知はいっぱいの涙を溜めた目をパチパチとして、どういう意味か分からずにただ不安そうに見つめていた。
「うん、いいかな」
「…、壱城、何?…」
「大丈夫。」
「何、がー」
それから、一瞬の驚きの後、声を上げなければならないほどの何かが体を麻痺させ――
そうして唯知は気を失ってしまったようであった。
「…ちょっとやりすぎたかな、今回はさすがに…」
そして。
…全ての事を終えてから、幼馴染はすぐ、
縛られた手首のそれを解きー
壱城は、
そう…
その長い睫毛の下から滴を流し、深い眠りへつく愛しい幼馴染を見て呟くのだった。
「唯知、ごめんね…?-でも、好きだよ」
ー唯知は、確かにその優秀な幼馴染と比べれば馬鹿としか言いようがなかった。
けれど、その幼馴染のちょっとした言動に、行動に、仕草に、そのまっすぐな瞳にー
…その俊才な幼馴染はいつも、振り回されてばかりであった。
ー唯知は何も知らない、色を例えるなら白だ。そして悪く言えば馬鹿だ。
けれど、その幼馴染の壱城はそんな馬鹿な幼馴染に溺れ、こんなふうにしか愛情表現のできない
――大馬鹿だった。
「唯知……」
…そうして、
その白い肌に…柔らかな髪に、赤い唇に、そのきれいな涙にー
…今日も、幼馴染は溺れていた。
いや、ううん。
いいえ…、
いつも以上に
もしかしたら
…溺れていた、かもしれない。
ぎゅっと後ろから横たわる幼馴染を抱いて、壱城は自分の手の中に唯知がいることに安堵し、
そうしてそっと、まるで唯知の夢の世界までも後を追うようにして
ゆっくりと、目を閉じていくー
――まだ言えてない、愛してるを伝えるために…-
今日も、こうして―…
「唯知…」
唯知の赤く痕のついた手首が、
甘く
疼いた。
完!!
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