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4.好きだから!
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「ぃ、…あ……!??」
「先輩、楽しい話でもしましょうか」
「…ぅっ、この馬鹿変態…っっ!KY!空気読めないやつ!馬鹿!阿呆!っぅあ」
「…なんなんですかその二重KY発言は」
「ぉ、お前がKYだからだろ俺が今どんな仕打ちに遭ってるか尻に異物入れられてそれがどんだけ気持ち悪くて窮屈かお前知っ、っう」
「この程度で何言ってるんですかアホらしい。まだ人差し指一本ですよ?先輩臆病過ぎます」
「、お、臆病なんてな…、かっ、そんなの、関係、ねぇんだよっ、大体…尻に何か入れる、なんて…したことないし、されたことも、ないし、」
「じゃあ今日そんな貴重な経験ができて良かったじゃないですか、視野が広がりますよ」
「どういう意味だ馬鹿…!そんなこんなんで視野なんて広がりたくもねーんだよてめぇ…!」
「固定観念に捉われてる人って俺あまり好きじゃないなぁ」
「ーよしだったらとっととその指抜け好きじゃないならさっさと俺から離れようかこの手首のも解いて写真も削除して」
「嘘、ですよ」
「っなんだとこのホモ…!」
「そういう小難しいこと考えて眉間にシワ寄せて普通に仕事して普通に帰宅して普通に後輩と会話して、たまに俺に情けない姿を晒してくれれば全然オッケーです。タイプです」
「ータイプが意味分からんわ…!」
「そうですか?でも俺、先輩みたいな人こっちの人からしたらモテると思うんですよねぇ。そんなに悪い顔してないし、肌も綺麗だし、普段が仏頂面だからそういうのあり得なくさせるんだろうけど」
「じゃあなんだ、っん、俺は笑って、お前みたいにニコニコすればそっちの世界の奴からモテモテってわけかっ」
「まぁそれはそれで気持ち悪いような」
「最低この野郎っっ!!嫌いだお前なんか…!」
「クス、先輩単純過ぎ。俺が言うことに一々反応して、発言がさっきから、いや常にですが小学生並みの子どもですよ30代がこんなんでは日本の未来に不安が高まるばかりですよ本当」
「お前は…さっきから俺に喧嘩売ってるとしか思えねぇなぁ…」
「あれ、失礼ですね。喧嘩なんて、とんでもない。愛の表現をしてるだけじゃないですか、今までの俺の言葉は全部好きの意味ですよ」
「あぁ…っ!?今まで言った全部の言葉がか!?」
「そうって言ってるでしょう」
「っ、じゃあなんだ、アレか、さっきの気持ち悪いも好きって意味かよっ!」
「えぇ〜勿論。ほら、きもかわとかあるじゃないですか、あんな感じでどうですか」
「どうじゃねぇ提案してんじゃねぇ即不採用だっつーの…!!」
「あ、そうですか」
「俺はキモくもねぇし可愛いくもネェんだよ、普通の、ん、…普通の男で、顔も性格も上でもなく下でもなく中辺りで」
「うーわ、良く良いますよ何が中辺りですか。性格どうなんですか下とは言わなくとも中の下辺りでは」
「なんだよこの野郎人のことこんな目に遭わせてよく言えるなお前こそ性格捻じ曲がって最低なんだよ俺より断然お前のが性格悪いね絶対に!」
「それはどうも、褒め言葉嬉しく受け止めますよ先輩」
「…なんだとコラ!!」
「性格悪くて結構です。だってもし性格良かったら先輩に今こんなことできないし」
「だろうな」
「だから俺この自分の性格で良かったと思いますよ、例え会社の上司だろうと屈しない自分の心の強さにね」
「…はっ、なにカッコ良く言ってんだよ強姦の分際で…」
「レイプですか、確かにそうですね。レイプですね。まさか33でしかも男の自分がレイプなんてされると思ってませんでした?」
「レイプレイプ言うなよこのサド…!ドS!!もう泣くぞ!!」
「もう泣いたくせに」
「…、…ば、ぁ、あああれは、…だって」
「可愛いかったですよ…?嫌って言いながら何も俺に手出しできずに涙流して見つめてくる先輩が」
「変態…、ホモ、後輩のくせに、上司の俺のそういう姿見て喜んで、」
「なんですか自虐発言ですか、良いですねもっと言ってください」
「っこの、…お前性格悪ィんだよ!」
「何とでも何回でも言えばいいですよあなたの気がそれで済むのなら」
「…気なんて、済まないに決まって、
……ーーあ!!!?」
唐突に、何本か入ったか分からない指が俺のある奥の部分を突き俺は痺れるようなそれに声を上げた。
じゅぼじゅぼと突き刺す指が俺の中で気持ち悪くうめき、キツく締め付ける俺の穴を着実に大きく広げる長い指に、俺は足をM字に開脚してその俺の足の間に入る後輩の絵図に俺は今更下からそれを見再び羞恥の波に襲われた。
「……枷、」
「…ここ、良いんですか?」
「、…よ、良くない良くない…、枷、」
「何ですか」
「…ぉ、おかしいって、やっぱりこれ………上司とか、後輩とか以前に、お前おかしいって……」
「急にどうしたんですか」
「…俺は、お前とこんなことで前のあった関係がなくなるのがやなんだよ……、こんな、襲われるなんて真似されたらお前のこと、好きじゃなくなる………」
「……」
「枷、」
「…あなたが悪いんだ。ホモをこんなふうに本気にさせた、…あなたが」
「…枷、」
「……泣いて縋っても、俺はあなたを抱きますよ」
「枷、ーーーあっっっ!!」
その指が、中を、奥まで、そのある部分まで、突いてくるのが、当たってるのが、分かる。
体は電流のような震えが走り、何も暴言を吐いていられないほどの快感の波が押し寄せる。
感じたらいけない、分かっているのに、その指は容赦無く俺の前立腺をいじめ倒し、俺は勝手に口をついて出る自分の声に手で抑えることもできないままに、顔を横に向けて唇を痛いほどにまで噛んだ。
「あっ、あっ、あぁっぐ…!、めろ、やめろ!!…んあ!はぁ!抜け、抜け…!!」
「…感じてるくせに、気持ち良いくせに、何言ってるんですか」
「気、持ち良く…、ない、…んっ!んっ!ーーあっ!!触んなソコ…っ!」
「勃ってきたから、先輩の。お尻の中指で突かれて反応したんですねぇ」
「…っの!!…んんんっ!馬鹿…!ぃ、うあっ、はぅっそ、んな触ん…んんあぁああっっ!」
「…どっちも突かれて触られて堪りませんか?…クス。…可愛い顔になってますよ、先輩」
「っ、…キス、すんなっ!触ん、な、入れんなっ、…はぅっ、あぅっひ、ぐ、も…、さっき出したじゃねぇかっっ!!」
「えぇ、出しましたね。俺の手にたくさん。でもまだ出足りないようですので出してあげようかなと」
「そ、んなっ心遣いいらねんだよ…っ!!この、ぁあっ、…馬鹿…っ、へんたっ、ぃ…っ、…ふっ、」
「また泣くんですか?先輩の泣き顔2回も見れるなんて本当嬉しいです」
「…ーっ、…嫌いだ……っっ!!お前なんか…っっ!!!んんあっ!」
「俺は大好きですよ、先輩のこと」
「…うっさいっっ、強姦っなんか、しやがっ、…てっ、…お前の、が、犯罪起こしてんじゃ、ねぇ、かよ…っ」
「さっきのタクシーの中の会話をここで持ってきますか先輩余裕なんだか切羽詰まってんだか」
「余裕ある、わけ…ないだろ変態…っっ!!」
「まぁ…そうでしょうけどね」
「ーこのヤロ…っ、」
「先輩、もういいから、イッちゃって下さいよ。さっきから大量の先走りが出てるんですが」
「…っかない、イ、かない…っ!、二度目なんて、二回目、なんて、お前の手で、イッてたまるか…っっひ、ぅ」
「…そんな泣きながら言われたら、何が何でもイカせたくなるじゃないですか」
「っ、んっ!何でそうな、ん!はっあ、あっあっ!やっ、あっあっあっ!」
「…ほら、先輩イッて…もうキツイくせに、我慢しないで…早く楽になって下さい」
「っんぁっ、いやっ、んあ!はあ!はな、あぁ!」
「……先輩」
「んっ、んん、ーんあぁああっ!!」
ー
「先輩、」
「……お前なんか嫌いだ」
「先輩…」
「分かってんのか……お前が俺に何かする度、どんどんお前に対する俺の評価はガタ落ちだ、分かってんのか」
「分かってますよ…。今日のことが過ぎれば明日明後日会社に出勤しても先輩は俺にもう前みたいな態度で接してくれないことなんか」
「分かってて…っ、何でそんな、こんなことしてくんだよ!!」
「だから、好きだから」
「嘘だよそんなのは…!聞きたくない!そんなこと!!信じられない、そんな言葉…っ!」
「どうして」
「…だって、何で俺なんだよっ!俺は別にお前よかイケメンでもないし、性格だって、お前俺のこと悪く言ったじゃないか…!!それなのに、俺のこと好きとか、全然わかん」
「馬鹿ですねぇあなたは……」
「…っ、ー何だとてめぇは!!」
「……皆が皆、イケメンが好きで、性格良い人が好きだなんて、そんなわけないでしょう…?あなた言いましたよね、タクシーの中で」
「…え?」
「世の中には色んな人がいるって、あなたそう言いましたよね?」
「…言った、けど」
「ーそうですよ、その通りなんですよ。俺みたいなホモがいるように、あなたみたいな女性が好きなノーマルな人もいる、それと同じだ、俺は顔が良くて性格も良い綺麗な人は嫌なんです、俺はあなたでなきゃ、あなたのこの手と、この目と、口と、この声と……そうでなきゃ、俺は嫌なんです、駄目なんです」
「、わっかんねぇよ……。枷……。…俺は、お前のこと、そんなふうに見れない……お前の言うように、俺はお前と違う種類の人間だから」
「知ってますよ、そんなこと。だから良いんです、今日あなたを抱ければ、俺はそれだけで。もうそれだけで」
「…良くない…、良くねぇ……、俺の言うこと、聞きもしないで…勝手に進めて……、俺のお前に対して持ってた思いも、全部、今日で、こんなことで、…全部、…ボロボロにする気かよ」
「……だったら、…今日であなたが俺に今まで持ってた従順な部下だけに対する薄っぺらい思いなんか、そんな軽いものなんか、……もっと厚くて、俺のことを考えるだけでムカムカして、イライラして、どうしようもなくなって、ヤケ酒して、俺に対する憎悪であなたの中をいっぱいにして、埋め尽くして、もう他のこと何も、全部、…全部、
ーー考えなくさせてやる」
後輩は、目から涙をつーと流す俺を見て、足の膝裏辺りを持つと、俺の腰を浮かせるように上げ、ーそして
自らの大きく硬くそそり立ったソレを、俺の指で慣らされた蕾に、押し当てたーーー。
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