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口は災いの元
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あまりにも突拍子なこと過ぎて頭がついていかず、思考停止になるより先に口が開いていた。
思考が追いついた頃にはすでに遅く俺が瀬良の頼みを了承した後だった。「えっ、ホント? 帆奏ちゃん嬉しい♥ ありがとう♥」と上機嫌に帰っていく瀬良の後ろ姿が見えなくなって、呆けた俺と俺を睨む汐音だけが残された。
「……さいってー…」
「……………」
それだけ言い残すと汐音も席を立ってしまった。
……やらかした
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