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淫行電車
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【プロローグ】
塾が終わった後も復習の為、近くのファミレスで自主勉強に集中し遅くなった拓哉は、急いで帰宅準備を始めた。
24時間営業のお店は当然の事ながら明るいし、集中をしていたら時間を忘れる。
以前も勉強に集中しすぎたせいで終電に乗り遅れた事があり、明け方始発まで時間を潰した事があるが、拓哉は出来るだけ乗り遅れないように急いで駅まで走った。
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駅まで到着して安心した拓哉は時計を見ると最終電車が到着するまで時間があった。
ベンチに座っていたのだが、駅まで走った為か喉が乾いたので周囲を見回すが売店も閉まっていた。
だが、遠くの方で自動販売機の灯りが見えたので、ホームの端まで歩くことにした。
薄暗いホームの端に設置してあるジュースを買い一気に全て飲み干した。
ナイスタイミングで空き缶をゴミ箱に捨てた時に電車がやってきた。
普段は階段を降りたすぐ近くの車両に乗るため、だいたい中間車両に乗っていたが、拓哉は車両への拘り等がとくに無いので、そのまま一番近い車両へ乗ることにした。
…普段は乗らない最後尾に乗車した拓哉は、この何気ない行動に後悔する事となる。
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