アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
好きだから。【先生目線】
-
「ごっ、ごめんなさい!!」
そう言って藍は走って行った。
俺…なんかした…?
あっ、昨日の…やっぱ夢じゃないのか…
夢だったら良かった…あんなこと急にされたら誰でも嫌だよなあ…やっちまった…
「はあ……」
思わずため息が出る。
「どうしたのよ」
「ちっ」
「ちょっ!舌打ちやめなさいって言ったでしょ!?」
「うるせえババア」
「ムキーーーー!!!」
「しっ!静かに…」
「きゃー!おはようございます先生!」
「おはようございます。」ニコッ
はあー、あぶね。
ガキどもにバレたらめんどくせえからな…
「あんたほんと嘘つきねー」
「しゃーないだろ。こっちの方が評価良いんだ。」
「でも素があまりにも違いすぎるわ、いつかバレるんじゃない?うふっ」
「なにが面白いんだよ…」
「べっつにー?…あっ、裕基に聞いたわよ、あんた好きな人できたんだってねっ」
「あいつ…」
何ババアにチクってんだよ…
「関係ねえだろ」
「さっきのため息、その子のせいでしょ?一応カウンセリングの資格も持ってるのよ私。話してみない?」
「…………………」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「ようするに、ディープキスして避けられてるだけじゃない!なんだただのノロケか…」
「ノロケじゃねえよ!」
「馬鹿ねあんたそれは…」
「それは?」
「やっぱり言うのやめた、そのくらい自分で気づきなさい」
「は?」
「じゃっ、ばいばーい」
「おいっ…」
なんだあのババア…腹立つ…何を気づけってんだ。嫌われたとしか思えねえよ…
もうあんまり…触らないようにした方が良いのかな……
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
17 / 61