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愛のしるし。
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目が覚めたら、目の前には碧さんが寝ていて、ただただ幸せだと思った。
眼鏡も外してて、なんだか幼く見えてかわいい。
ずっと見てられる…
ついほっぺたをつつきたくなってしまって、ツンツンしたら案の定起きてしまった。
「んん……なに…笑ってんの……?」
「えっ、僕笑ってました?」
「うん…にやけてた……」
碧さんまだ眠いのかな。
なんか話し方が…かわいいのだけど…
しかもちょっと微笑んでるし…
「あっ、碧さんのせいですよっ」
「ええ?ははっ…なんでだよ…」
そう言いながら片手を僕の頬に持ってきた。
「え、な、なんででしょう…」
寝顔がかわいくてっなんて言えない!
「顔赤いな…」
あ、碧さんのせいです…!!
「そう、ですか?」
「まだ緊張すんの…?」
「さすがに少しは…しますよ…」
「キス…しても良い…?」
「はっ、はい、どうぞっ」
ぎゅっと目を瞑れば唇に柔らかい感触がして、碧さんの手から伝わる熱で、恥ずかしくなった。
というか長いっ、息がっ
苦しくて少し目を開けたら、碧さんの瞳が見えて、余計に恥ずかしくなって、熱くなった。
「んっ……ぷはぁっ…はぁ…はぁ…」
「…ふっ」
「ぅわっ」
気づけば僕の体はすっぽりと碧さんの体に収められていた。
目の前には綺麗な鎖骨があって、いつもされていることを仕返ししてやろうと、軽い気持ちでそこに吸い付いた。
ちゅうぅぅぅ
「ん?」
「……………いつものお返しです。」
「やったな…?」
「えっ」
「昨日せっかく我慢してやったのに…俺もお返ししてやる。」
「いやっ、大丈夫ですっ、ちょっ」
ちゅう…ちゅっ……ちゅっ……ちゅう…
「んっ…ちょっ、碧さんっ」
首筋から始まったものがどんどんと下に降りて行く
ちゅう…ちゅっちゅっ…
「どんだけつける気ですかっ…もうっ」
「全身。」
碧さんは言葉通りへその下から股関節までもにキスマークをつけた。
ちゅぱっ…ちゅう…
「えっ?ちょっ、やめっ…んっ」
「ん。しばらく俺以外の前で裸にはなれないね。」
「もうっ…元からなる気ありませんっ」
「そう?」
「そうですっ」
「まあでも、もし見られた時でもこんだけありゃあ解るだろ。」
「何がですか?」
「愛されてる。って」
碧さんはそう言って意地悪く笑った。
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