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ラムネ
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「んッ、ぁ…ャ…、ゆ…た、できな…んン…」
「…できるよ」
必死にやるもいっこうに進まない
もう、限界だ
なのに、ゆーたと言えば涼しい顔で見てるだけ
いつもはゆーたがやってくれるのに…
「おねが…っ、やっ、てぇ…っ」
「………仕方ないな」
渋々だが了承してくれた
なんだかんだ俺には甘いのだ
「ん…っ」
ゆーたがグッとおせば、いとも簡単に中に入る
「あぁ… はい、た…」
俺があんなに頑張っても入らなかったのに。
なんか悔しい…
俺は結局一度だっていれたことがない
この、ラムネのビー玉を。
昔は二人とも出来なかった。
けど、いつの夏だったか。ゆーたはビー玉を簡単に押し出せるようになってた。
俺は、一人残された気分だ
「えーたの声、腰によくない…」
「は?なんで腰?」
「別に… トイレ」
ゆーたは一気にラムネを飲み干しトイレに向かった。
今のはなんだったんだ?
たまに、ゆーたはよく分からないことを言う。
一人でしないの、とか。誰を、おもってすんの、とか
一体何をするのか言わなきゃわかんないっつーの。
俺は、一気に飲めないラムネにもどかしさを感じながら
ゆーたの帰りをぼんやりまっていた。
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