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ラムネ
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毎日、ゆーたと二人ですごしラムネを飲んだ。
今日は家に誰もいなかった。
ばぁちゃんは老人会の旅行、両親は仕事で早々に帰っていったから
一人じゃ心細かったが、ゆーたが泊まってくれるというから安心だ
別にビビりではない。
ビビってなんかない。
ホントにび((((以下略
「……えーた」
後ろから低く落ち着いた声が俺の名前をよぶ
振り替えれば二本のラムネ
食後のラムネだ。
川で冷やしていたからキンキンに冷えてる。
カラン…ッ
早々にビー玉を落とし一気に飲むゆーた。
ゴクゴクという音に合わせて動く喉仏が色っぽい。
見とれていれば視線が交わった
ばっと目をあわてて逸らす
…なんで身体がこんな暑いんだよっ
ただ、ゆーたと目があっただけなのに…!
俺は気をまぎらわせるかのようにビー玉を落とそうとする
俺がやるとでもいいだしそうなゆーたを尻目にぐっと力を込めれば
カランッと心地いい音がなり空いた
初めて、あいた…
「ゆーた…ッ!」
嬉しくて嬉しくて
先程までの態度も忘れゆーたをみる
すると
優しげな笑みを浮かべたゆーたがこちらを見ていた
「よかったな」
その声と共に手がふり、頭をわしゃわしゃと撫でた
そして、ひかれあうようにして唇を重ねた。
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