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*及岩〜媚薬〜
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今は夏休み
いつものように体育館でのクソ暑い練習を終え、俺は及川と帰る
何ら変わりない日常
「ねぇ、岩ちゃん。今日、ウチ来ない?」
突然及川がそう言った
断る理由のない俺は
「別にいいけど」
とあっさり承諾してしまった。
少し先の地面を見て歩いていたため及川が口角を上げて笑っているのに、俺は気がつかなかった。
「岩ちゃん、麦茶でいい?」
及川の家に入るとそう聞かれた。
ー別に飲み物なんて何でもいいだろ…
そう思いつつ
「おう」
と短く返事をする
「じゃあちょっと用意するから先に部屋行ってて〜」
俺は言われたまま及川の部屋へ向かう
俺と及川は幼馴染だ。
だから昔からよく互いの家に出入りしていた
ーー相変わらず整頓された部屋だな
畳に座り及川の部屋を見回す
ーガチャッ
「岩ちゃん、はい麦茶」
「おぅ、サンキュ」
及川から麦茶を受け取る
練習後なのと、暑さのせいもあり一気に飲み干す
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