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執事とご褒美
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グチュグチュとシャワーからは決して出ない、粘着質な音が湯気の上るバスルームの中で響いている。
「ん、あ、あ、あ!」
「喘ぐだけではなく、どこがどういう風に気持ち良いのか、ちゃんと言ってください」
「奥、指の先で…ぐりぐりされるの、きもちいいっ!もっと、もっと奥、グチャグチャにされたい…っ」
「よく出来ました。ご褒美、欲しいですよね?」
要望通り指先でアナルの奥をつつきながら、熱い息を吹きかける様に囁くとエリックは首を縦に振って叫ぶ。
「欲し、ごほーび…!リチャードのおっきいのちょうだいっ!」
「フフ、いい子ですね。あげますよ、嫌と言うほど、ね」
幼い体を振り向かせ、涎で濡れた唇に吸いつく。
くぐもった声ごと乱暴に奪い、小さな舌に自身の舌を絡めた。
苦しさに身を固くしながらも自らその舌を求めるように応える主に、リチャードは愛しさで笑いたい衝動に駆られていた。
口内を堪能した後、一旦唇を離し、そのまま自身の体をタイルへと横たえた。
いつも後ろで束ねられている執事の漆黒の髪がタイルに広がるのを見ながら、お腹の上で股がったエリックは、快感に濡れた瞳で首を傾げる。
「ご褒美は、エリック様が自ら入れてください」
騎乗位をしろとの命令に、目を見開く。
しかし、直ぐにきゅっと唇を結び、恐る恐ると腰を持ち上げた。
背後でそそり立つ肉棒にそっと手を添えて、入口へとその先端を当てる。
は、は、と短い息を吐きながら、ゆっくり腰を落としていった。
「ふ、あ、キツい…」
「先程まであんなにくわえ込んでいたのに、エリック様のココは締りがいいですね」
「言う、な、はずか、し、んん!」
「褒めているんです、よ!」
「ひゃああああ!!!」
焦れたリチャードは細い腰を掴み、一気に自身へと突き落とした。
上がった悲鳴が反響して、いやらしさを増幅させる。
そのまま軽い体を上下に動かせば、口からは悲鳴に近い喘ぎしか漏れなくなった。
「やあああっ!リチャードっ!だめぇ!」
「言いましたよ、ね?嫌と言うほど、差し上げる、と!」
「無理っ!壊れ、ちゃ!んやあああ!!」
ぷしゅっと透明に近い精子を吐き出しながら、突かれるたびイっている様な強い快感に、エリックは首を振ってやめてと泣いた。
その姿を見て、ピタリと動きを止める。ただし、深く差し込んだままで。
抜けきらない絶頂感に、ぷるぷると身を震わせながら、エリックは助けを求める樣にリチャードを見つめると、にっこりと笑顔が返ってきた。
ホッとしたのもつかの間、発せられた言葉に彼は青ざめる事になる。
「そんなに嫌がるのでしたら、ここからは躾の時間にしましょう」
「え…!」
驚きの声も聞かぬ振りをして、悪魔は宣言をした。
「さあ、始めましょうか」
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