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執事と躾
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「では手始めに自ら動いてもらいましょうか。ちゃんと私を気持ち良く出来たら、躾は終わりにしますよ」
リチャードの言葉に、主であるはずのエリックはこくりと頷いた。
躾…と言う名の調教は、今に始まったことではない。
躾の時だけは、執事であるはずの彼は主より立場が上になるのだ。
躾の最中に逆らうことの怖さを嫌と言うほど知っている幼い体は、従うという選択肢以外はとうに捨てていた。
ゆるゆると腰を前後に動かすと、ゴリゴリと太くて長い雄が腹の中を刺激する。
苦しいほどの快感に思わず腰を浮かすと、ピシャリと容赦のない叱責が飛ぶ。
「エリック。腰を浮かすことは許しません」
様の取れた呼び方と口調に、ビクッと体を震わす。
ごめんなさいと弱々しく謝り、再び腰を沈ませた。
「ふ、くぅ!」
「声を抑えない。教えましたよね」
「あ…ごめ、なさ」
「ほら、早く腰を動かしてください。萎えてしまいますよ」
「は、い…ん!ああっ!はぁ!ふぇっ…」
お腹に両手を置き、必死に腰を揺らすエリックは快感と恐怖に思わず泣いてしまった。
奉仕されながら涙をそっと拭うリチャードの指先は優しい。
エリックが視線を上げると、そこには冷たい笑顔があった。
彼は今、決して優しくはないのだ。
「その程度ではお客人を満足などさせられませんよ。お手本を見せましょうか」
「え!っひゃああああっ!!!」
太ももを掴み固定すると、少しだけ腰を浮かす。
すると、エリックが狂った様に自ら激しく腰を前後し、悶えだした。
奥の一点に雄の先が当たっているだけなのだが、何故か腰を振るのを止められない。まるで操られているかのように。
イキっぱなしの快感にエリックは泣き叫んだ。
「やだぁっ!止まんない!やめてぇ!も、ゆるしてえぇ!!」
「許して?違いますよね…?」
ぐっと更に奥へと自身を捻じ込むと、喉を仰け反らせさらに悲鳴が上がる。
「ほら、言わないと終わりませんよ。エリック?」
「ひ、ひもちいいっひもちいよすぎて、おかしく、なりゅ……っ!からあぁあ…っ」
たすけてとぼろぼろと大粒の涙とヨダレを垂らしながら、それでも止まらない快感の地獄に彼はおかしくなりかけていた。
『ひもちひ』とろれつの回らない『きもちいい』を繰り返す姿を見てようやく、リチャードの腰が床へ落ちる。
それと同時にぱたりとエリックの身体が腹部へと倒れ、そして意識を手放した。
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