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ご奉仕
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真っ白いシーツが引かれた、二人には大き過ぎる寝具の端に二つの影があった。
一人は子供。シャツを肌けた状態で座らされている。
もう一人は大人で、その子供の前に跪いている。
腕を伸ばし幼い白い肌に節だった指を当てた。
鎖骨から体の中心へと滑り、そのままするすると下へと落ちていく。
ゆるい刺激に時折ふるりと震えて見せると、なぞる指の持ち主はフッと笑った。
「初々しい反応だね…君は。いつまでたっても」
「あ、ご、ごめん、なさい」
「いや、褒めているんだよ」
へそを過ぎたあたりでするりと指先を離したブラウンは、今度は胸の少し上の辺りにその指を
当てる。
反応を楽しむように、殊更ゆっくりと指の腹を押し付け、そしてピンクの乳首へと下ろして行く。
「あっ!」
先端にかかった指が爪先で引っ掻くと、小さな口から悲鳴が漏れた。
その声をきっかけに、もう片方の親指が空いていた乳首を優しく潰す。
ぐりぐりと力を入れずに執拗に弄ると、快感に酔い始めた手が助けを求めるかの様に愛撫する手に添えられた。
その手をそっと取り、今度は顔を近づけて舌先で舐め上げる。
びくんと跳ねた体に吸い付き、口内で犯してやるとくぐもった声が鼓膜を震わせた。
じわじわと高まる快感に耐える為、目をつむり唇を噛むエリックを見上げる瞳は楽しそうで。
もっとその表情を見たいと、突起を噛む。
「い、た…っ!」
痛みに思わず声を上げる。目の端に滲む涙を細い指が拭った。
「痛がる顔も可愛いいな。次はその可愛い口を堪能させてくれるかい?」
見上げる薄茶の瞳にこくりと頷いて、場所を変わる。
座ったブラウンの足の間に跪き、ズボンのベルトに手をかけた。
カチャカチャと拙い手つきで、ベルトとズボンのボタンを外す。
下着をずらすと半勃ちしたペニスが姿を表した。
恐る恐ると手を添えて、舌で裏筋をなぞりながら舐める。
下から上へと数度繰り返すと、ゆっくりと硬度が増した。
それを確認したところで、口を開き、亀頭から口内へ招き入れてゆく。
「ん、ふ…ぅ」
子供のエリックには大き過ぎる肉棒は根元までくわえられない。
それでも教えこまれた舌使いで必死に奉仕をすると、頭上から熱い溜息の様な吐息が聞こえた。
「また、上手くなったね」
「ぷは、ありがとうございます」
少し潤んだ瞳を見ながら、柔らかい琥珀色の髪を梳く。
くすぐったさに目を細めていると、ぐっと股間へと引き寄せられた。
催促と受け取ったエリックは、再び雄を口に含む。
「この口は何人の男をくわえこんできたのかな…」
「ん…ぅ?!」
頭部に添えられていた手がさらに口の奥へと押し込む。
彼らしからぬ言動に驚くエリックにブラウンは微笑んだ。
「…ああ、別に答えを求めてるわけではないよ。少し…嫉妬を覚えただけ、だ」
「ん、ぐっぅ」
頭を掴まれたままのフェラチオは激しさを増す。
苦しさに涙を零すと、上擦った声が言った。
「出す、から、全部飲んで…っ?」
「ふぐ!ん、ん、んっ!」
ドロドロと青臭い匂いと味が口に広がる。
こぼさず全て飲み込んだのを確認してから、萎えたモノを口から抜いた。
涙に濡れた瞳が見上げている。ブラウンは少し困ったような顔をして、床に座り込んだ体を抱き起こした。
膝の上に座らせると、頬の涙をキスでぬぐった。
「わるかったね、苦しかったかい?」
「い、いえ。驚きましたけど…大丈夫です」
その言葉にそうですかといつものように微笑むと、エリックも安心したのか笑い返した。
彼を虐めて楽しむ客の気持ちが少し分かってしまった気がするなと、ベッドサイドの呼び鈴を鳴らしながらブラウンは自虐的に笑うのだった。
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