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赤い執事の手解き
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図書室に不似合いなグチグチと卑猥な水音が耳を犯す。
豪奢な肘掛け付きの椅子に、どかりと大柄に座っているのはオレンジの髪と赤い目を持つ男。
「ん、やめっ…!」
その膝の上には後ろから抱きかかえられて喘ぐ少年がいた。
その下半身はズボンと下着をはぎとられ、あらわになった小さな性器に無骨な長い指先が絡み付いている。
上下に擦り、時に先端から溢れた液体ごとグリグリと弄られれば、快感に弱い身体はビクビクと痙攣するのだった。
「いっ、やぁ…!」
「おい、教えたこともう忘れたのか?嫌がるな、ヨがれ、ってさ」
客の要望には答えなきゃだろと囁きながら、柔らかい耳を噛むと、ぶるっと震えながらごめんなさいと弱々しい謝罪が漏れた。
その態度に気を良くしたシザーは、髪にキスを落とし、弄んでいた手を離す。
「よしよし、いい子にはとびきりのご褒美をよやるよ」
なにを?と振り返るエリックに、ジジッと聞きなれた音が耳に届いた。
あ、と無意識に出た声が合図と言わんばかりに、細い腰を大きな両手が掴んだ。
ふわりと浮く身体が、これから襲うであろう衝撃と快感に強ばる。
「大好物だろ?アイツよりでっかくてぶっといから、喜べよ…っ!」
ズンっと身体を引き裂くのではないかという程の質量が、少年の小さな体内に入る。
悲鳴が上がるのは当然で、エリックは痛みに喉を仰け反らし、目には涙を浮かべていた。
ぶち込んだ当人は、そんな彼の事などお構いなしにきつくて熱い中を堪能しようと軽い体を上下に揺するのだった。
「ああっ!!んやぁああああっ!!」
「おいおい、久々なのかよ。すっげぇ締めつけだな」
ガンガンと奥を突き上げ続けられ、エリックは止まらない射精に意識が飛びそうになるが、シザーはそれを許さない。
「落ちんなよ?人形抱いてもつまんねーからな」
そう言うと、今度はゆっくりとじれったくなる様な動きに変わった。
内壁を擦る感覚が先程より一層敏感に感じられて、びくびくと震える体は止まらない。
「ふ、あっ…あぁ、ん」
「ハハ!喘ぐ姿はサマんなってきたか。ちったァ進歩してるってことか」
とろんとした表情を見せたエリックに気を良くしたシザーは、最奥をついた状態で動きを止めた。
奥に入っている先端がイイ所をグリグリと刺激してきて、身体が意思と関係なく動いてしまう事にエリックは驚く。
「だめっ、なか、変っ…!」
「変、ねぇ。どういう風に?」
絶妙な腰使いでエリックが感じる所を突きながら、にやにやとイヤらしい笑みを浮かべる。
は、は、と浅い呼吸を繰り返す幼い体を追いつめながら、言葉の先を促した。
「お腹の奥、ゴリゴリ、する、っぁ…!」
「で、感想は?」
その聞き方は、ただ一つの言葉しか許さないと言わんばかりで。
少年はポロポロと涙を流しながら、その言葉を口にすると、背後の暴君は上機嫌に笑ってみせたのだった。
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