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靄がかかる一日
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ルイにはすごく心配されたけど、何で、涙が出ている自分でもわからなかった。
眠っていたとき、確か夢を見ていた。
だけど、その情景も内容もイメージも頭の中から綺麗サッパリ抜け落ちていた。
唯一覚えてると言えば、息が苦しかったこと。
何か胸を締め付けられるようなそんな感じ。
でも、それはもしかしたらルイのせいかもしれないと思うとますますわからなくなってくる……
「おーい、隼人ー?大丈夫ー?おーい」
ルイはそういうとまた至近距離で顔を覗き込む。
「あ、あぁ。うん…」
モヤモヤと考えているせいで反応が薄くなっていた。
ルイは、ずっと心配そうにしていたが、そんな状態が丸一日続いた………
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